引き続き、減額調整

湯野の温浴施設は、引き続き減額調整を進めています。
今日は、外構の舗装や植栽の内容見直しを行いました。
 
このプロジェクトは温泉施設がメインの機能ですが
広い敷地と湯野の里の環境が一体となる風景がもう一つの主役と捉えています。
 
コストをセーブしつつも、緑豊かで風情のある風景となるよう
試行錯誤を重ねながら調整を図っていきます。
 
 

見積り調整中

湯野の温浴施設は、設計から見積りに進み
減額調整のための作業が始まりました。
 
今日は、木工事や建具・家具などの内容見直しとともに
サンプルを確認しながら、デザインの方向性も調整を図っています。
 
役所の手続きも同時並行で進めており、息つく暇もない状況ですが
工事に向けてまだまだ山場が続きそうです。
 
 

模型スタディ

慎重に屋根をはめ込んでいます。
 
インターンシップでお預かりした徳山高専の学生さんに
2週間かけて1/50の模型を製作してもらいました。
横長の建物は50センチ以上で結構なボリューム感です。
 
 
 
 
 
 
室内の家具や浴槽もこのサイズになると細かく作り込むため
なかなか苦労しながらも、コツコツ作ってくれました。
 
 
 
 
 
 
庭側正面の外観
 
開放感いっぱいの開口部がポイントですが
視覚的な開放感を強調するためにガラスを大きく割付けるか、
それとも細かく割付けて、開閉できる窓をたくさん設けるか、悩みどころです。
 
 

湯野のプロジェクト、始動

広い敷地の奥にそそり立つ松の大樹
 
元旅館の跡地は、扇状地の一部になっていて
手前の道路に向かって緩やかな下り斜面を形成しています。
 
松の大樹の左手前には既存の大浴場が残っています。
この大浴場に、新たな温浴施設を加えて
湯野の里に活気を生み出すプロジェクトが動き出しました。
 
 
 
松の大樹をシンボルツリーに見立て
扇状地のもつ広がりを素直に生かして新たな施設を松の木の右側に配置
 
末広がりに開ける風景がこの山里の風景と溶け合うように
この場のもつ豊かな風情を引き立てるべく、デザインをまとめていきます。