柱の根継ぎ工事4日目、
柱の背割り部分に埋め木をして、仕上げのかんな掛け。
これら、すべてが現場での手仕事です。
![](http://www.time-archi.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/DSC052851-460x345.jpg)
金輪継ぎ、ピッタリはまりました。
![](http://www.time-archi.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/DSC052852-460x345.jpg)
込栓を打ち込んで、しっかり固定。
![](http://www.time-archi.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/DSC052854-460x345.jpg)
1本につながった新旧の部材。
このあと、さらにかんな掛けして細かい段差をなくしていきます。
![](http://www.time-archi.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/DSC052853-460x345.jpg)
こちらはもう一つの難所、
建屋中央の傷んだ掘立柱を新しいものに取り替えて
もともとの足固め材を四方から差し直します。
![](http://www.time-archi.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/DSC052855-460x345.jpg)
力いっぱい掛矢で叩いても1回で数ミリしか動きません。
たいへんですが、その分しっかりとした接合部ができあがります。
![](http://www.time-archi.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/DSC052856-460x345.jpg)
どうしても入らないところを、少しずつノミで削って微調整。
![](http://www.time-archi.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/DSC052857-460x345.jpg)
ようやく3方の部材がはまりました。
このあと、X、Y方向のねじれをさらに修正するようです。
![](http://www.time-archi.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/DSC052858-460x345.jpg)
こちらは外周部の柱。
外壁解体時に足元の傷みが見つかったため、
足元部分を切断し、根継ぎする必要が出てきました。
この部分は新たに耐力壁にするため、やむを得ない判断です。
古い建物の解体修理では、事前調査では確認できない不確定要素があり
追加のコスト管理も含め、施工同様にしばらく難所が続きます。
2017.7.31 設計事務所 TIME