湯野温浴施設 オープニングセレモニー

昨日の激しい雨も上がり、
晴れやかな空の下、オープニングセレモニーが行われました。
 
 
 
 
 
 
藤井市長も駆けつけて、
湯野の新たな交流の場が完成したことを祝福されました。
 
 
 
 
 
 
オープニングのテープカット
湯野温泉の理事長を中心に来賓の方々によるテープカットが行われ
新施設のお披露目です。
 
 
 
 
 
 
施設の新たな名称も発表され
「湯や 晴ル音」と命名されました。
 
明日明後日、関係者のお披露目を経て4月1日より、正式オープンします。
 
湯野でも、いよいよ桜の開花を迎え
来週には敷地内の桜も満開となるでしょう。
 
足湯につかりながら、オリジナルドリンクやかき氷を味わい
新たな貸切風呂やサウナでゆったりとした時間を過ごすひとときなど。
 
ぜひ、ご家族やお友達と新しい湯野の春を味わいにお越しください。
 
詳しくは 湯や  晴ル音 のホームページまで
 
 
 

湯野の温浴施設 耐震調査

湯野の温浴施設では、工事が概ね終わり
最後に完成した建物の耐震調査を行いました。
 
構造設計をお願いしたグリーンデザインオフィスの岩田さんに
完成後の建物が計算通りの性能を有しているか、調査していただきました。
 
柱と梁の接合部の上(脚立の上方)で
柱の脇に置かれている小さな四角い箱上のものが計測器です。
 
この装置で建物の微細な振動を計測することで建物の固有周期がわかります。
固有周期とは建物の固さ、すなわち地震での揺れにくさの目安になるものです。
 
 
 
 
 
 
計測器で測定された微細な振動はパソコンの画面に波形で表示され
右側には建物の固有周期のグラフが示されています。
 
今回の計測結果は建物の長辺方向、短辺方向共に0.1秒で
十分な固さを保持し、なおかつ長辺、短辺とも固さが均等で
構造的なバランスが良いことも確認できました。
 
 
 
 
 
 
最後に建物が建っている土地の固さを測定。
地盤の固さも地震の際、建物の揺れに大きく影響するため
建物の固さと共に地震の揺れにくさを判断するための重要なデータとなります。
 
測定結果は、建物と同じく0.1秒で安定した地盤であることが確認できました。
 
日本列島は地震の活動期に入っているとも言われますが
それは山口県も決して例外ではなく、
県内には震度6強の地震を引き起こす可能性のある活断層がいくつもあります。
 
大切な人命や財産を守るために
このような調査によって客観的な耐震性を確認し
必要に応じて耐震性を高めていくことを重要で
少なくとも自身で関われる仕事では今後も実践していきたいと思います。
 
 
 

工事、進む

駐車場の舗装が完了し、造園工事もほぼ仕上がってきました。
 
一昨日の消防検査、昨日の完了検査を無事終えて
引き渡しに向けて、残工事や手直しの調整を進めていきます。
 
 
 
 
 
 
カフェスペースのペンダント照明
写真では整然と並んだ粒状の光がきれいですが
灯数がやや多いかどうか・・・
改めて夜間のライトアップで調整していきます。
 
 
 
 
 
 
庭と一体になる開放的な貸切風呂
完了検査に合わせて、初めて温泉の湯を張りました。
 
年末年始にかけて、鬼のようなスケジュールで進めた工事ですが
職人さんたちのご苦労がようやく形になりました。
 
 
 
 
 
 
もう一つは北向きの貸切風呂
こちらは、静寂と陰影をテーマにした渋い風情が現れています。
 
 

外構工事

今週はじめから屋外の植栽工事が始まりました。
 
1000坪ほどもある広い敷地ですが
この場所が周囲の風景と違和感なくつながっていくように
庭だけでなく、駐車場部分も含め、可能な限り緑を配していきます。
 
 
 
 
 
 
 
道路との境になる部分は緑による柔らかな境界となるよう植樹を行い
道路からも施設側からも緑に包まれる環境に整えています。
 
 
 
 
 
 
アプローチ右脇の小さな丘、
その中心に枝垂れ桜が植えられました。
 
敷地奥の松のシンボルツリーと枝垂れ桜が調和するよう
慎重に配置を決めました。
 
現在はまだ小さなつぼみの状態ですが
3月末のオープンの頃には美しく咲いて
お客さんを出迎えてくれることを期待しています。
 
 
 
 
 
 
小さな丘の地面には一面に芝を植え込んでいます。
 
大浴場と新築棟の間にできた屋外空間全体がここを訪れた人にとって
のんびり、ゆったり過ごすことのできる庭になることをめざします。
 
 
 
 
 
新築棟から既存の大浴場を見たところ
 
こちらの建物は小規模の改修のため、外壁は古いまま。
その外壁をカモフラージュするように
モミジ、カイノキ、ヤマボウシなどを配して修景していきます。
 
 
 
 
 
 
新築棟、サウナの外庭
 
水風呂の脇に植えられるのはカクレミノ。
和にも洋にも調和する木を造園屋さんに選んでもらいました。
 
 
 
 
 
 
1週間があっという間に過ぎて
昨日は駐車場のアスファルト舗装が行われ、駐車場も形になってきました。
 
完了検査まであと5日
内部も外部も鬼のような勢いで工事が進んでいます。
 
 

仕上工事 進行中

工事業者の車で大混雑の駐車場
 
3月に入り、完了検査まであと2週間、
内装仕上、電気・設備、外構工事など、あらゆる工事が同時進行で進んでいます。
 
 
 
 
 
 
北向きの貸切風呂は浴槽のモザイクタイルが仕上がり
漆黒の室内にガラスタイルがキラリと光り
瞑想空間のような雰囲気が高まってきました。
 
 
 
 
 
 
西向きの貸切風呂では庭を囲う板塀の工事が進んでいます。
脱衣室から浴室、庭、そして遠方の山並みへと視線が抜けていきます。
 
 
 
 
 
 
外構のアプローチ部分では
コンクリート舗装の割付やスロープとの取合いなど
造園業者と具体的な形状や寸法などの打合せを行いました。
 
 
 
 
 
 
敷地内を横断する水路からの見返し
軒下空間を活用した足湯の仕上工事が始まりました。
足湯につかり、庭や周囲の自然を感じながらくつろげる場になる予定です。
 
 
 
 
 
 
敷地のまわりでは梅が満開を迎えています。
 
これからの2週間で、現場は一気に姿が変わっていきます。
桜の咲く頃には、施設も見頃を迎えているはずです。