湯野温浴施設 建方工事

湯野温浴施設では、建て方工事が始まりました。
空に伸びるクレーン車のアーム、周囲に響く乾いた木槌の音。
建築をつくるライブ感があふれていて、何度見てもワクワクします。
 
それと同時に、
模型やパースで検討してきた形や環境とのバランスなど
イメージ通りにできているか、ドキドキする瞬間でもあります。
 
 
 
 
 
 
こちらはカフェも兼ねたロビー空間
 
910ミリピッチで連続する登り梁は
そのまま仕上げとして空間に表情を与えます。
 
 
 
 
 
 
庭に面した軒下空間
2m近く伸びた屋根が室内と庭を緩やかにつなぎます。
 
アプローチとなるこちらの空間でも
25mの奥行き全面に整然と垂木が並び、空間にリズム感を与えます。
 
 
 
 
 
 
今回の建て方では天候が安定していないため
天気予報を睨みながらの工事になりました。
 
この日も午後から雨が降り出したので
現しの木材が雨に濡れないよう急いでシートで覆ってもらいましたが
その白いシートが光を拡散し、なんとも風情ある軒下空間が現れました。