秋穂東の家、塗装工事

秋穂東の家、塗装工事が始まりました。
 
今回は壁・天井、そして枠や巾木などの際回りも全て白で統一、
開口部も輪郭が際立ち、空間の陰影がダイレクトに表現されます。
 
 
 
 
ジョイント部分のパテ処理で白く霞む現場、
サウナ状態の中で職人さん奮闘しています。
 
 
 
 
前にも触れたことがありますが
個人的にはパテ処理によるまだらな表情がなかなか気に入っています。
 
仕上げを意識しない素のままの表情がなんとも味わい深い。
 
ここで手を止めるとかなり鋭い空間になるんですが・・・
と、ついつい妄想が膨らんでしまいます(笑)
 
 

何気ない風景@山口

衝突する民家、そしてワゴン車!
もしや地殻変動の影響か・・・?
 
ウォーホルの「自動車事故」のような衝撃的なシーンですが
周囲はいたって平穏のまま・・・
 
 
 
 
 
衝突部分(?)のディテールを見ると
軒といはきわどい寸法ですが、ギリギリ納まっている感じ。
 
お気付きの通り、地殻変動ではないようですが
家と家が引っ付いて建つ(しかもこの角度で)というイレギュラーが
このエリアにはまだ日常として存在しうるということが驚きです。
 

ヘリテージマネージャーの役割と工務店の力

山口で行われた今年度のHM養成講座を聴講してきました。
 
今回は長年文化庁で文化財行政に関わり、HMの制度をリードされてきた
工学院大学理事長の後藤治先生による「HMの役割」についての講演です。
 
 
 
 
 
スクラップアンドビルドから循環型社会に移行しつつある日本で
各地域に存在する地域資源を上手に守り、まちづくりに生かす手立てを
改めて詳しく学びました。
 
 
 
 
講演では「まちづくりと家づくり」の関係についてもご教授、
ハウスメーカーとはまた別の選択肢として
地域の工務店によって家づくりをすることによって
地産地消で地域経済の循環を強化できること、
それに付随した新産業の創出の可能性にも触れられました。
 
 
 
 
 
さらに、西日本豪雨や北海道の地震など
災害が起こったあとに欠かせないのが、被害を受けた家の復旧。
 
地元の工務店で作った建物は、その地域のフットワークによって
災害の復旧にも大きく役立つということを中越地震の実例を通して
お話しいただきました。
 
地方のまちづくりにおける工務店の役割について
とても説得力のあるお話です。
 
家づくりを通して自分の地域が元気になり、
万が一の災害においても、貴重な味方となってくれる工務店の力、
改めて見直してみる価値がありそうです。
 
 
 

秋穂東の家、仕上工事へ

秋穂東の家、リビングの造作がほぼ終わり、
広々としたワンルームのかたちが定まってきました。
 
南北の風の流れや光の広がりを意識して廊下側の既存窓(写真右奥)を残し、
その手前にも同じ形状の窓を設けて、緩やかに透けていく空間としています。
 
これから仕上の塗装工事に進んでいきます。
 
 
 

建具仕上げ材選定

秋穂東の家に使うラワン仕上げの建具、
その現物を選びに、資材倉庫までやってきました。
 
蒸し風呂のような倉庫の中で約1時間かけて
積み上げられた100枚以上のベニヤの中から
1枚1枚吟味しながら、掘り出し物を選んでいきます。
 
 写真の4枚のほか、計8枚をセレクト、
どれもクセの少ない自然な表情です。
 
 左の2枚は真ん中に象徴的な木目があるのが特徴で
特別な空間である書斎の入口用として、
より穏やかな木目の右の2枚は寝室用に使う予定です。