まるで五線譜のよう ...
ツバメが羽を休めるのどかな空が広がる大津島の昼下がり、
新たなプロジェクトの候補地探しにやってきました。
この平和な雰囲気を素のままで生かせる場所を検討中です。
まるで五線譜のよう ...
ツバメが羽を休めるのどかな空が広がる大津島の昼下がり、
新たなプロジェクトの候補地探しにやってきました。
この平和な雰囲気を素のままで生かせる場所を検討中です。
屋根の上に瓦が並んで、これから取付が始まります。
ここだけで200枚はあるので全部で800枚くらいになりそうです。
軒先から順番に固定しているところ。 瓦の形をよく見ると、雨を受けるように凹型になっていて その形が屋根下地との間に通気層をつくっているのがわかります。 最近は瓦桟にも通気穴が施されています。 激しい雨が降り、湿気の多い日本の家を守るのに 瓦屋根がいかに理に適ったものであるかがわかります。
吹抜けにブリッジが架かり、その向こうは庭がつづく。
ややピンボケですが、現在模型で空間の骨格をスタディ中。
そこにしかない、くらしの舞台を模索する新たなプロジェクトです。
屋上部分から見たテルメ・ヴァルスの全景。
奥の白い建物がホテルのロビー、
そこから地下にもぐった芝生の下が室内の温泉、
手前には温水プールがアルプスの山並みに開かれる。
シンプルな構成ながら、豊かな環境をつくるための繊細な考えが表れています。
壁と瓦が交わるところをしっくいで埋めているところ。
この下には板金による捨て谷と捨てシールで2重の防御があり、
台風の横降りでも雨が入らないように処理していますが
そこをさらに防御していきます。
屋根職人はこの暑さでも逃げ場がないのですが
まじめに丁寧に仕事をしてくれて、頭が下がります。
まるで古代のピラミッドのようです。
市街地がことごとく壊滅した陸前高田市、
まちの再建のため、同市は市街地全体のかさ上げを決定。
現在、広大な市街地のあちこちにピラミッドが増殖中です。
途方もない大事業で、まちは新たな歴史を刻んでいきます。
田植えのような光景は土間を平らに押えているところ。
敷地の入口スロープのコンクリート仕上げです。
元々かなりの急角度だったので土を漉き取って傾斜をゆるやかに。
仕上げはすべり止めのため刷毛引き仕上げに。
少し荒い表情に仕上げたかったので、
毛足をカットして腰を強くしたほうきで筋をつけていきます。
手作業による一発仕上げなので定規を使って慎重に施工。
暑い中、ご苦労様でした。
金剛山の家では断熱材の工事が始まりました。
今回使うのはデンマークのロックウール社製のロックウール。
日本にもロックウールはありますが、こちらは本家本元。
耐水性があるため湿気による性能低下もなく、
熱抵抗値も日本の商品の2.6に対し、2.9と充分です。
値段もそれなりにしますが、それに見合う価値がありそうです。