大分・熊本視察16
大分県立美術館、1階の展示ホール。(写真はオープン前)通りに面する開口部はくの字に折れ上がり、全開します。まちに開き、まちとつながる美術館は収蔵庫のような窮屈な従来のイメージを打破。リアルなつながりが手薄になる中、市民に … “大分・熊本視察16” の続きを読む
大分県立美術館、1階の展示ホール。(写真はオープン前)通りに面する開口部はくの字に折れ上がり、全開します。まちに開き、まちとつながる美術館は収蔵庫のような窮屈な従来のイメージを打破。リアルなつながりが手薄になる中、市民に … “大分・熊本視察16” の続きを読む
京都東山の頂きにある将軍塚青龍殿。京都を一望できる舞台の広さは清水寺の4.6倍あるそうです。左端にうっすらと見えるのはガラスの茶室「光庵」。吉岡徳仁氏によるデザインです。手前のベンチもガラス製。補助的に支えるフレームも鏡 … “将軍塚青龍殿と茶室” の続きを読む
2015.7.9
竹細工をモチーフにした木製トラス。表面だけの「お化粧」ではなくて構造がそのままデザインとしても生かされ自然光を受けて室内に複雑なシルエットを映します。2015.6.17 設計事務所 TIME
大分県立美術館、2階ブリッジからの眺め。水平に広がる天井、宙に浮くようなブリッジ、ガラスの手すり、これらのデザインの統一によって無重力の空間が広がります。2015.5.22 設計事務所 TIME
竹籠を編み込んだような格子模様で覆われたブリッジ。床と天井仕上はフラットに仕上げられ格子模様はいっそう引き立てられています。格子はH型の鉄骨を溶接で組み合せた構造体ですがそれ自体がしっかりとデザインされた美しい姿です。2 … “大分・熊本視察13” の続きを読む
2015.5.22
「ガラスのファサード」だけじゃない。シンプルなボリュームは坂茂の大分県立美術館、コンセプトが形に直結した明快なデザインです。ガラスの向こうに透けて見える木組は大分の竹工芸を表現。モダンと地域性をコンパクトにパッケージ、そ … “大分・熊本視察12” の続きを読む
まちの真ん中に現れたお寺のようなこの建物、別府のまちに残る市営の温泉施設です。昭和38年建設の木造2階建て、入母屋や寄せ棟屋根を組み合せ、正面に唐破風をあしらった堂々とした姿です。周囲の風景は近代的なビル群に変わる中当初 … “大分・熊本視察11” の続きを読む
湯布院駅の待合室を兼ねたギャラリースペース。天窓のある明るい空間は徹底的にシンメトリー。あ、照明がひとつ消えてる(笑)中央に切られた天窓、切妻のフレーム、ヴォールトの屋根、屋根を支えるアーチ梁、テンションロッドを受けるか … “大分・熊本視察9” の続きを読む
湯布院駅、コンコースを覆う屋根。木製のクロスヴォールトは壁から切り離されフワッと浮いているような軽やかなかたちです。壁と屋根の間から降り注ぐ光が駅の雑踏に一瞬、神々しい時を生み出しています。2015.2.20 設計事務所 … “大分・熊本視察8” の続きを読む
湯布院駅、吹抜け空間の外観。ドーム屋根とヴォールトの庇は浅い曲率が軽やかに仕立て西欧の形と日本の繊細さが混ざり合った独特の存在感を表します。2015.2.5 設計事務所 TIME