長江家住宅の中庭。
庭は増築された座敷によってコの字に囲い込まれ
まるで建物が自然を生け捕りにしたような感じです。
長江家住宅の中庭。 庭は増築された座敷によってコの字に囲い込まれ まるで建物が自然を生け捕りにしたような感じです。 2014.2.20 設計事務所 T … “伊勢・京都視察8” の続きを読む
長江家住宅のトオリニワにある「火袋」という空間。 火事のとき、この吹抜けによって火の広がりを上に導き 隣家への延焼を抑えるためにつくられたバッファ空間です。 科学が … “伊勢・京都視察7” の続きを読む
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長江家住宅のトオリニワにある「火袋」という空間。
火事のとき、この吹抜けによって火の広がりを上に導き
隣家への延焼を抑えるためにつくられたバッファ空間です。
科学がそれほど発達していない時代だからこその人の知恵でしょう。
現代のスマートハウスは確かに賢いかもしれないけれど
そこに住む人間はどれほど賢くなったのだろう?
今一度、立ち止まって考えてみる必要もありそうな・・・・・
フクギ並木のトンネルが延々と続く備瀬の集落。 台風の強い風が吹き付ける沖縄の沿岸地域で 古くから防風林として整備されてきたそうです。 その並木は旺盛に繁茂し、夏の日 … “夏の沖縄19” の続きを読む
フクギ並木のトンネルが延々と続く備瀬の集落。
台風の強い風が吹き付ける沖縄の沿岸地域で
古くから防風林として整備されてきたそうです。
その並木は旺盛に繁茂し、夏の日差しをしのぐ豊かなトンネルとなり
風土に根ざした独特な路地空間を創り出しています。
縦繁格子が京都らしい佇まいの長江家住宅。 幕末の京都、薩長が争った1864年の禁門の変、 その戦火で焼失した建物を再建したのがこの商家です。 四条通り … “伊勢・京都視察6” の続きを読む
縦繁格子が京都らしい佇まいの長江家住宅。
幕末の京都、薩長が争った1864年の禁門の変、
その戦火で焼失した建物を再建したのがこの商家です。
四条通りから路地を入って200m、
まわりはすっかり近代的な風景に変わってしまいましたが
ここには往時の風情が静かに息づいています。
本部の海。 エメラルドグリーンの海と青い空。 聞こえるのは波と風の音のみ。 自然のつくり出す美しさを前に、しばし沈黙。 2014.1.31 設計事務所 … “夏の沖縄18” の続きを読む
東華菜館の正面壁面、 入口の上にはバロックスタイルで過剰なほどの装飾。 そこには魚や貝、野菜など海や山の幸があふれています。 昭和のはじめ、レストラン … “伊勢・京都視察5” の続きを読む
東華菜館の正面壁面、
入口の上にはバロックスタイルで過剰なほどの装飾。
そこには魚や貝、野菜など海や山の幸があふれています。
昭和のはじめ、レストランは京都では特異な存在だったことでしょう。
その建物を京都繁華街の一等地に渾身のデザインで表現しています。
アサギテラスが市庁舎全体に連なっています。 このテラスは市民の拠りどころを生み出し、 沖縄の風土や文化と融合した機能と形であり そのデザインはこの場に決定的な印象を … “夏の沖縄17” の続きを読む
アサギテラスが市庁舎全体に連なっています。
このテラスは市民の拠りどころを生み出し、
沖縄の風土や文化と融合した機能と形であり
そのデザインはこの場に決定的な印象を創り出しています。
生命感あふれる感性と状況を見極める知性がしっかりかみ合って
生み出されたこの建築は、うわべだけのデザインとは一線を画し
この地にその精神と共に宿り続けるだろうと深く思うのでした。
東華菜館、レストランに隣接する待合室。 これから行われる食事への期待が高まるこの場所にも 隅々までデザインの心配りが施されています。 星型をモチーフにしたデザインの焦点は正面の飾 … “伊勢・京都視察4” の続きを読む
東華菜館、レストランに隣接する待合室。
これから行われる食事への期待が高まるこの場所にも
隅々までデザインの心配りが施されています。
星型をモチーフにしたデザインの焦点は正面の飾り棚、
レース模様のような縁取りはデザインとともに京都の職人技が光ります。
2階屋上のアサギテラスに置かれたプランター。 青々と育った緑から職員や市民の介在がうかがえ 人が関わることで市役所に生きた場が育っています。 つくっただけで終わらな … “夏の沖縄16” の続きを読む
2階屋上のアサギテラスに置かれたプランター。
青々と育った緑から職員や市民の介在がうかがえ
人が関わることで市役所に生きた場が育っています。
つくっただけで終わらない、成長を続けるこの屋外空間は、
市民にとっての市役所を考える上で多くの示唆を与えてくれます。
東華菜館内部の階段。 階段端部をラウンドさせてデザインし、 それと揃えるように幅木もカーブを描いています。 段鼻のノンスリップは左のエレベーターの足元と同じ金属製、 … “伊勢・京都視察3” の続きを読む
東華菜館内部の階段。
階段端部をラウンドさせてデザインし、
それと揃えるように幅木もカーブを描いています。
段鼻のノンスリップは左のエレベーターの足元と同じ金属製、
アールデコ調のデザインでまとめ、完璧な調和を見せています。