縦繁格子が京都らしい佇まいの長江家住宅。
幕末の京都、薩長が争った1864年の禁門の変、
その戦火で焼失した建物を再建したのがこの商家です。
四条通りから路地を入って200m、
まわりはすっかり近代的な風景に変わってしまいましたが
ここには往時の風情が静かに息づいています。
縦繁格子が京都らしい佇まいの長江家住宅。 幕末の京都、薩長が争った1864年の禁門の変、 その戦火で焼失した建物を再建したのがこの商家です。 四条通り … “伊勢・京都視察6” の続きを読む
縦繁格子が京都らしい佇まいの長江家住宅。
幕末の京都、薩長が争った1864年の禁門の変、
その戦火で焼失した建物を再建したのがこの商家です。
四条通りから路地を入って200m、
まわりはすっかり近代的な風景に変わってしまいましたが
ここには往時の風情が静かに息づいています。
本部の海。 エメラルドグリーンの海と青い空。 聞こえるのは波と風の音のみ。 自然のつくり出す美しさを前に、しばし沈黙。 2014.1.31 設計事務所 … “夏の沖縄18” の続きを読む
東華菜館の正面壁面、 入口の上にはバロックスタイルで過剰なほどの装飾。 そこには魚や貝、野菜など海や山の幸があふれています。 昭和のはじめ、レストラン … “伊勢・京都視察5” の続きを読む
東華菜館の正面壁面、
入口の上にはバロックスタイルで過剰なほどの装飾。
そこには魚や貝、野菜など海や山の幸があふれています。
昭和のはじめ、レストランは京都では特異な存在だったことでしょう。
その建物を京都繁華街の一等地に渾身のデザインで表現しています。
アサギテラスが市庁舎全体に連なっています。 このテラスは市民の拠りどころを生み出し、 沖縄の風土や文化と融合した機能と形であり そのデザインはこの場に決定的な印象を … “夏の沖縄17” の続きを読む
アサギテラスが市庁舎全体に連なっています。
このテラスは市民の拠りどころを生み出し、
沖縄の風土や文化と融合した機能と形であり
そのデザインはこの場に決定的な印象を創り出しています。
生命感あふれる感性と状況を見極める知性がしっかりかみ合って
生み出されたこの建築は、うわべだけのデザインとは一線を画し
この地にその精神と共に宿り続けるだろうと深く思うのでした。
東華菜館、レストランに隣接する待合室。 これから行われる食事への期待が高まるこの場所にも 隅々までデザインの心配りが施されています。 星型をモチーフにしたデザインの焦点は正面の飾 … “伊勢・京都視察4” の続きを読む
東華菜館、レストランに隣接する待合室。
これから行われる食事への期待が高まるこの場所にも
隅々までデザインの心配りが施されています。
星型をモチーフにしたデザインの焦点は正面の飾り棚、
レース模様のような縁取りはデザインとともに京都の職人技が光ります。
2階屋上のアサギテラスに置かれたプランター。 青々と育った緑から職員や市民の介在がうかがえ 人が関わることで市役所に生きた場が育っています。 つくっただけで終わらな … “夏の沖縄16” の続きを読む
2階屋上のアサギテラスに置かれたプランター。
青々と育った緑から職員や市民の介在がうかがえ
人が関わることで市役所に生きた場が育っています。
つくっただけで終わらない、成長を続けるこの屋外空間は、
市民にとっての市役所を考える上で多くの示唆を与えてくれます。
東華菜館内部の階段。 階段端部をラウンドさせてデザインし、 それと揃えるように幅木もカーブを描いています。 段鼻のノンスリップは左のエレベーターの足元と同じ金属製、 … “伊勢・京都視察3” の続きを読む
東華菜館内部の階段。
階段端部をラウンドさせてデザインし、
それと揃えるように幅木もカーブを描いています。
段鼻のノンスリップは左のエレベーターの足元と同じ金属製、
アールデコ調のデザインでまとめ、完璧な調和を見せています。
市庁舎の屋上まで昇ってきたところ。 段々になった各階の屋上は市民に開放されています。 日差しを遮るアサギテラスと屋上庭園が 市民や職員に安らぎの場を提供しています。 … “夏の沖縄15” の続きを読む
市庁舎の屋上まで昇ってきたところ。
段々になった各階の屋上は市民に開放されています。
日差しを遮るアサギテラスと屋上庭園が
市民や職員に安らぎの場を提供しています。
ヴォーリズ設計による東華菜館、 鴨川べりに建つこの洋館は京都の街並みのなかで異彩を放っています。 歴史の荒波を超えて80年以上の歴史を刻むこの建物、 古い、新しいと … “伊勢・京都視察2” の続きを読む
ヴォーリズ設計による東華菜館、
鴨川べりに建つこの洋館は京都の街並みのなかで異彩を放っています。
歴史の荒波を超えて80年以上の歴史を刻むこの建物、
古い、新しいという次元を超えて見る人の共感を生むデザインの力に感服です。
地上から屋上までつづく階段。 市役所は一般市民にとって親近感を感じにくい場所ですが 名護市庁舎では建物の屋上までオープンスペースになっていて 市民は建物の隅々までア … “夏の沖縄14” の続きを読む
地上から屋上までつづく階段。
市役所は一般市民にとって親近感を感じにくい場所ですが
名護市庁舎では建物の屋上までオープンスペースになっていて
市民は建物の隅々までアクセスすることができます。
見た目のデザインだけではわからない人を豊かにするための哲学が
こんなところからも感じられます。