臼杵の家、工事開始

臼杵の家では、いよいよ土工事が始まりました。
工務店から工事の状況写真を送っていただきました。
 
以前建っていた家が解体された後、長期間放置されていたため
まずは表土をすき取り、敷地全体に根を張った雑草を取り払います。
 
 
 
 
 
 
表土のすき取り後、解体で沈んでいた土地を採石で埋め戻していきます。
 晴天が続いてくれているので、順調に進んでいるようです。
 
 

臼杵の家、地鎮祭

 

 
 
大分県臼杵市で設計した住宅とカフェの地鎮祭が行われました。
雲ひとつない快晴のもと、工事の安全を祈願しました。
 
 
 
 
 
 
家の四隅にあたる箇所を清める神主さん。
こちらでは清めの塩と米を一緒にまかれていました。
時代が変わっても古式の装束で行われる儀式には
独特の厳かな雰囲気が漂います。
 
 
 
 
 

雑草が刈り取られた敷地
 
昨年の夏からスタートした設計は一年を迎え
建主の思いの詰まった中身の濃いデザインになっています。
 
臼杵の歴史が息づくこの場所に新たな拠り所となるべく
これから工事が始まります。
 
 

臼杵出張

県外移動自粛が解除され、4ヶ月ぶりに大分県の臼杵に打合せに行ってきました。
工務店や役所との打合せも兼ねて1泊したので
朝の慣行である、まちのリサーチも行うことができました。
 
 
 
 
 
戦災を免れたまちには
江戸時代以前からの歴史が重層的に折り重なっています。
 
 
 
 
 
その風情が、現在のまちづくりにも引き継がれ、
地方都市に有りがちなインスタントな表情とは異なる
風情のあるまち並みを形成しています。
 
 
 
 
 
時間の経過が生み出す板壁や凝灰岩の深みのある表情、
それはもうよだれが出てしまいそうな美味しい表情ばかりなので
いくつかピックアップしてみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ビデオ通話で打合せ

大分のお客さんとビデオ通話を使っての打合せ。
多少不便はあるものの、相手の表情を感じることができるので
距離の制約をかなり和らげてくれます。
 
こんな時勢ですが、それでもこのように仕事を通じて
社会活動をつづけられていることに感謝です。
 
 
 

臼杵の家、模型スタディ

臼杵の家では、引き続き模型でのスタディ中です。
 
内外の仕上げのご要望に合わせて、テクスチャーを貼り付け
よりリアルなイメージを反映させています。
 
もちろんCGでも検討は可能なのですが
実際の明るさや光の回り具合などは、やはり模型の方が現実に近いので
できるだけ模型でのチェックを行うよう努めています。
 
壁まで仕上がったところで、
これから屋根の架構の製作に取り掛かります。
 

臼杵の家 模型にて打合せ

臼杵の家の打合せに行ってきました。

 
 
 
 
 
今回は内部空間の構成がわかるように
1/50のスケールで模型にしました。
 
水平に伸びるプロポーションはそのままに、
開口部の配置や断面形状をさらに詰めながら
内部空間のデザインを落とし込んでいく予定です。
 
 

シンプルなまとまり

屋根のかたちをスタディするため作った模型たち
 
大分県での仕事がスタートしました。
菓子のお店と住宅が中庭をはさんで一つの屋根でつながっています。
 
それぞれの平面サイズや配置、さらに階数の違いがありますが
シンプルなまとまりとなるよう、かたちを模索中です。