祝 世界遺産登録にふれて
地中海を臨むル・コルビュジエの墓今週、上野の国立西洋美術館が世界遺産に登録されるというニュースが飛び込んできました。建築通なら知らない人はいないル・コルビュジエの設計です。モダニズム建築の礎を築いたコルビュジエ、合理的で … “祝 世界遺産登録にふれて” の続きを読む
地中海を臨むル・コルビュジエの墓今週、上野の国立西洋美術館が世界遺産に登録されるというニュースが飛び込んできました。建築通なら知らない人はいないル・コルビュジエの設計です。モダニズム建築の礎を築いたコルビュジエ、合理的で … “祝 世界遺産登録にふれて” の続きを読む
小国ドーム、1階エントランス。注目しているのは、2階のスラブ(床)と丸柱の関係。スラブと柱の間にかすかな隙間を設けて、軽やかに見せています。スラブ下の梁も幅広にして「薄さ」を強調し本来、重量感のあるコンクリートを軽快に見 … “大分・熊本視察19” の続きを読む
小国ドーム、葉祥栄48歳のときの力作です。建設された1988年当時はバブル景気の真っ直中、コンクリートと金属による硬質の建築が幅を利かせていました。今のように、木材に目を向けることはほとんどなかったのです。そんな時代に、 … “大分・熊本視察18” の続きを読む
大分県立美術館、最上階の屋外展示スペースに開けられた楕円の開口。この美術館のクライマックスはどことなくバロックを想起します。2015.8.28 設計事務所 TIME
村野藤吾の千代田生命ビルヂング(現目黒区総合庁舎)敷地の高低差へ対応した端正な外観です。こちらはオスカー・ニーマイヤーのカノアスの家周囲の自然に溶け込みつつも実にのびのびとした造形です。東京で行われていた別々の展覧会を偶 … “二つの展覧会” の続きを読む
2015.8.11
大分県立美術館、1階の展示ホール。(写真はオープン前)通りに面する開口部はくの字に折れ上がり、全開します。まちに開き、まちとつながる美術館は収蔵庫のような窮屈な従来のイメージを打破。リアルなつながりが手薄になる中、市民に … “大分・熊本視察16” の続きを読む
京都東山の頂きにある将軍塚青龍殿。京都を一望できる舞台の広さは清水寺の4.6倍あるそうです。左端にうっすらと見えるのはガラスの茶室「光庵」。吉岡徳仁氏によるデザインです。手前のベンチもガラス製。補助的に支えるフレームも鏡 … “将軍塚青龍殿と茶室” の続きを読む
2015.7.9
竹細工をモチーフにした木製トラス。表面だけの「お化粧」ではなくて構造がそのままデザインとしても生かされ自然光を受けて室内に複雑なシルエットを映します。2015.6.17 設計事務所 TIME
大分県立美術館、2階ブリッジからの眺め。水平に広がる天井、宙に浮くようなブリッジ、ガラスの手すり、これらのデザインの統一によって無重力の空間が広がります。2015.5.22 設計事務所 TIME
竹籠を編み込んだような格子模様で覆われたブリッジ。床と天井仕上はフラットに仕上げられ格子模様はいっそう引き立てられています。格子はH型の鉄骨を溶接で組み合せた構造体ですがそれ自体がしっかりとデザインされた美しい姿です。2 … “大分・熊本視察13” の続きを読む
2015.5.22