スライスされた石積みのディテール。
テルメヴァルスの印象を決定付けているのが、地元産の石によるこの表現。
石を小端立てのように積み上げ、細い目地で納めるという手間のかけかたが
この建築の解像度を桁違いに高めています。
スライスされた石積みのディテール。 テルメヴァルスの印象を決定付けているのが、地元産の石によるこの表現。 石を小端立てのように積み上げ、細い目地で納めるという手間の … “週末連載 スイス・ドイツ29” の続きを読む
スライスされた石積みのディテール。
テルメヴァルスの印象を決定付けているのが、地元産の石によるこの表現。
石を小端立てのように積み上げ、細い目地で納めるという手間のかけかたが
この建築の解像度を桁違いに高めています。
いずれ来る、過去の風景・・・ ミクロコスモスに命を吹き込む濃密な打合せ進行中。 2013.8.2 設計事務所 TIME
陸前高田につくられた「みんなの家」。 建築家の伊東豊雄氏をリーダーにして 乾久美子、藤本壮介、平田晃久各氏たちで実現し ベネチアヴィエンナーレの金獅子賞を受賞しまし … “東北視察6” の続きを読む
陸前高田につくられた「みんなの家」。
建築家の伊東豊雄氏をリーダーにして
乾久美子、藤本壮介、平田晃久各氏たちで実現し
ベネチアヴィエンナーレの金獅子賞を受賞しました。
被災者のための憩いの場をつくるこの試みはまた、
贅沢すぎる日本の建築環境への問いでもあるような気がします。
まるで五線譜のよう ... ツバメが羽を休めるのどかな空が広がる大津島の昼下がり、 新たなプロジェクトの候補地探しにやってきました。 この平和な雰囲気 … “平和な風景” の続きを読む
まるで五線譜のよう ...
ツバメが羽を休めるのどかな空が広がる大津島の昼下がり、
新たなプロジェクトの候補地探しにやってきました。
この平和な雰囲気を素のままで生かせる場所を検討中です。
斜面の低い側から見たテルメ・ヴァルス。 スライスした石が積層した建物は重厚かつ繊細で そこから漂う精神性はまるでカーンのようです。 2013.7.28 … “週末連載 スイス・ドイツ28” の続きを読む
城ヶ丘の家では、家具の取付けが始まりました。 家具はすべてラワンベニヤによるローコストな仕上げですが 白い壁にラワンの深い色がよく合っています。 20 … “家具取付” の続きを読む
屋根の上に瓦が並んで、これから取付が始まります。 ここだけで200枚はあるので全部で800枚くらいになりそうです。 軒先か … “理に適う” の続きを読む
屋根の上に瓦が並んで、これから取付が始まります。
ここだけで200枚はあるので全部で800枚くらいになりそうです。
軒先から順番に固定しているところ。 瓦の形をよく見ると、雨を受けるように凹型になっていて その形が屋根下地との間に通気層をつくっているのがわかります。 最近は瓦桟にも通気穴が施されています。 激しい雨が降り、湿気の多い日本の家を守るのに 瓦屋根がいかに理に適ったものであるかがわかります。
吹抜けにブリッジが架かり、その向こうは庭がつづく。 ややピンボケですが、現在模型で空間の骨格をスタディ中。 そこにしかない、くらしの舞台を模索する新たなプロジェクト … “そこにしかないくらしの舞台” の続きを読む
吹抜けにブリッジが架かり、その向こうは庭がつづく。
ややピンボケですが、現在模型で空間の骨格をスタディ中。
そこにしかない、くらしの舞台を模索する新たなプロジェクトです。
屋上部分から見たテルメ・ヴァルスの全景。 奥の白い建物がホテルのロビー、 そこから地下にもぐった芝生の下が室内の温泉、 手前には温水プールがアルプスの山並みに開かれ … “週末連載 スイス・ドイツ27” の続きを読む
屋上部分から見たテルメ・ヴァルスの全景。
奥の白い建物がホテルのロビー、
そこから地下にもぐった芝生の下が室内の温泉、
手前には温水プールがアルプスの山並みに開かれる。
シンプルな構成ながら、豊かな環境をつくるための繊細な考えが表れています。
壁と瓦が交わるところをしっくいで埋めているところ。 この下には板金による捨て谷と捨てシールで2重の防御があり、 台風の横降りでも雨が入らないように処理していますが … “3重の防御” の続きを読む
壁と瓦が交わるところをしっくいで埋めているところ。
この下には板金による捨て谷と捨てシールで2重の防御があり、
台風の横降りでも雨が入らないように処理していますが
そこをさらに防御していきます。
屋根職人はこの暑さでも逃げ場がないのですが
まじめに丁寧に仕事をしてくれて、頭が下がります。