
メディアでも話題になったホテトチップスのモノクロパッケージ
地元のスーパーでもようやく店頭に並ぶようになり、思わず購入しました。
一部には色がなくなって寂しいなどのコメントも聞かれますが、そもそもこれまで無頓着に色を浪費していたのではないか・・・
消費社会では知らず知らずのうちに欲望が際限なく膨らんで、足し算ばかりのデザインが氾濫し、ついつい人はそれに流されてしまいます。
この地味なパッケージは、そんな社会に一つの問いを投げかているのでははないか?
知足(足るを知る)という言葉がありますが、日本人にはもともと引き算のできる感性が宿っていると思っています。
例えば、絵画などで画面を埋め尽くさずに残す余白やわざと文字数を制限した俳句、石と砂だけで庭を表現する枯山水、そして空間の狭さを楽しむ茶室など。
現代はモノも情報も溢れていて消費者の心をくすぐりますが、そんな時代だからこそ、あえて足し算ではなく引き算で上手にバランスをとることで、これまでとは違う豊かさに出会えるのではないか・・・
そんなことを思う一品です。さて中身のお味はいかに・・・
2026.7.6 設計事務所 TIME























