建築の進化

 

 

和歌山県の田辺市で廃校になった校舎を住宅にコンバージョンしたという記事が

日経のレポートに出ています。

 

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20101022/543916/

 

計画では、

鉄筋コンクリート2階建ての校舎の2階部分にある8教室を居室に改修。

1つの教室をバス、トイレ付きの2DKへするというもの。

校庭には芝生を植え、地域の高齢者などへの使用を考えているそうです。

 

リノベーションコンバージョン、そして減築など

人口減少や環境重視の時代になって

建築のあり方がどんどん進化を見せています。

 

2010.11.1 設計事務所 TIME

 

 

飛び石の妙

 

旧田中別邸の飛び石。

 

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縁側から路地に一旦下りて、飛び石を渡って茶室に至る。

 

わずかな距離に、「下りる」と「渡る」という行為で変化をつけ

世界が変わることを印象付けています。

 

渡る部分の飛び石がまた個性豊かで

視覚と足裏の触覚がさらにシーンの展開を暗示します。

 

2010.7.23 設計事務所 TIME

 

 

軒下空間

 

豊かな軒下空間です。

 

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旧田中別邸からもうひとつ。

夏の日差しと対照的な陰影のある軒下。

 

目を引くのは、大胆な形の手水鉢。

おおらかな軒下の空間をキリリと引き締めて

内と外の関係を強調しています。

 

2010.7.22 設計事務所 TIME

 

旧田中別邸

 

橋本川べりにある旧田中別邸。

 

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昨日の萩での打合せ、

有料道路の通行止めなどを考慮して早めに出かけたら

1時間も早く着いてしまいました。

 

その時間を使って、橋本川沿いにある旧田中別邸を見学。

 

この建物、構造と美のバランスがとてもよい

引き締まった木造建築です。

 

最近は、見た目の流行や過剰な機械設備の充実ばかりに目を奪われて

やや歪んで頭でっかちの住宅が多いですが

そんな世情に涼やかな風が吹き渡るような秀作です。

 

2010.7.21 設計事務所 TIME

 

丹下健三と原爆ドーム

 

正面に見えるのは、広島平和記念資料館。

 

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久しぶりに見ましたが

何度見てもすばらしいプロポーション、

建築家、丹下健三の不朽の名作です。

 

丹下健三といえば、その特徴は「軸線」。

以前に触れた、「磯崎新の「都庁」」で書かれていましたが

この建物は原爆ドームを真正面に見る位置に建っています。

日経新聞の読者はご存知かと思いますが

6月22日のコラム、「記憶の建築十選」に出ていました。

 

筆者の松隈洋氏によれば、

「広島の過酷な現実の向こうに、原爆ドームを戦争を記憶するシンボルとして扱い、

平和記念資料館を「平和を創り出すための工場でありたい」と希求した丹下の

建築的構想力が結実した公共空間の姿」

だと、評されています。

 

原爆ドームはいわば、

丹下による広島への思いと建築的野心の結合から生まれ出た遺産ともいえそうです。

 

2010.6.23 設計事務所 TIME

 

 

舟板の壁、形になる。

 

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プチ改修、無事完了です。

舟板を使った今回の課題

廃棄物ドーゼンの朽ちた板たちは、一定の秩序を与えられて蘇りました。

 

とんがってるものほどやすらぐ」という先日のブログ、

この壁はやすらぐかどうか、それは時間と相談するとして

刺のある表情は、十分に人のこころを刺激してくれそうです。

 

2010.5.11 設計事務所 TIME