伊勢・京都視察16 五丈殿、柱の足元。掘立柱は地面に接する部分が傷むのでその部分だけ新しい檜材で継いであります。全部新しくしたほうがすっきりするかもしれないけれど柱を丸ごと取り替えることをせず、古くても使える部分は残す。必要な分だけ取り替えて、新旧の表情が混ざりあう様も悪くない。L型に継がれたその形も興味深く、なにか蓄積されたものを感じます。2014.7.2 設計事務所 TIME