相生町の家、外構完成

昨年の6月から行われていた住宅の改修工事、
外構部分のフェンスが完成し、工事完了です。
 
茂り過ぎていた庭木や生垣を整理し、
化粧ブロックとアルミフェンスによるすっきりとしたデザインで
敷地境界を引き締めています。
 
 
 
 
ちなみにこちらが工事前。
内部の改修で敷地北(写真奥側)から南側への玄関位置が変わったことに伴い、
駐車場との境界フェンスも一新しています。
 
 
 
 
 
 
アプローチは間口の中央部分に配置し
右側には目隠し効果のある化粧ブロック、
左側には室内への通風を考慮したアルミフェンスで構成しています。
 
 
 
 
今回は敷地境界から玄関までの距離に余裕があったため
正面から2度の曲折りによって視線に変化をもたせたアプローチになっています。
 
 
 

西豊井の家、実施設計へ

昨年の春から設計を進めてきた西豊井の家、
南庭に開けたLDのパースです。
 
南北に細長い敷地形状に対し、建物を北寄りに配置、
隣地から引きを取り、奥の隣地側にカーポート、手前に南庭を確保し
そこから明るい日差しの差し込む居心地のいい空間です。
 
 
 
 
 
 
庭側から見たLDK
 
ダイニングには自宅での仕事ができるワークスペース、
収納量豊富なキッチンカウンターとその奥にキッチン収納。
 
効率的に家事と仕事をこなして、くつろぎの時間が過ごせるような
機能と居心地をバランスさせた落ち着いた空間です。
 
これから見積り調整を経て、実施設計の詰めに入ります。
 
 

人間らしいくらしとは? くらしの豊さとは?

あけましておめでとうございます。

昨年は3年越しのプロジェクトだった秋穂東の家のリノベーションがついに完成、
ITやAIで世の中がどんどんスピーディーに動く時代に
あえて時間をかけてじっくりと家づくりをする貴重な機会をいただきました。
 
これから本格的なAI時代の到来とともに、
私たちの暮らしはさらに便利になり
より快適さを求めて変化し続けていくでしょう。
 
その一方で、人間らしいくらしやくらしの豊さなど
AIではカバーできない領域が必ず影となって現れることでしょう。
 
人間らしいくらしとは、くらしの豊さとは
本来、どんなものなのでしょうか?
 
その本質的な問いを常に意識しながら、
これからの設計に取り組んでいきたいと思います
 
本年もどうぞよろしくお願いします。
 
 

2019.1.5 設計事務所 TIME