上遠石の家

週末連載 台湾13





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龍山寺界隈の屋台街
門前に市が立つのはどこの国も同じようです。
お参りを済ませた後はこちらで朝食。



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まずは定番のビーフン
文句なしにうまいです!



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こちらは魚のすり身のスープ
細かく刻んだセロリの味が効いてます。

味は申し分なし、
しかも、オープンエアーのおおらかな場所での食事は実に心地よい。

台北は都市として発展を続けていますが
近代化の過程で排除されていくこのような場所がいまだに存在します。

生活に密着した文化と現代が折り合って
美味しくて心地よい、深みのあるまちを生み出しています。

港でミーティング




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徳山港の夜景を臨む、ドラフトの屋上から。

この秋に開催する大津島とドラフトでのイベント
大津島の石柱庵では内田鋼一さんの個展を、
ドラフトでは内田さんとスタイリストの伊藤まさこさんのトークショーを予定。

徳山の港を眺めながら、
内田さん、伊藤さんを交えてのミーティングが行われました。

櫛ヶ浜の家、軸組模型




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築95年の町家の再生にあたり、
耐震調査によって明らかになった骨組みを立体化。
この家の架構の特徴や課題をチェックしていきます。

製作してくれたインターンシップの学生さん、
一つ一つの部材、組合せを確認しながら丁寧に組み立ててもらいました。


耐震補強、工事下見




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櫛ヶ浜の家で耐震補強の施工について下見が行われました。

柱は長石の上に掘立で建っていますが
この骨組み全体をジャッキアップして基礎のコンクリートを打ち直す予定。

2階建、35坪もの上屋をどうやって持ち上げるのか・・・
詳しいことは写真の職人さんの頭の中で構想されるようです。

何気ない風景、住まいにて





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カーテンに映った植物の影

朝の日差しをさえぎるため、カーテンを閉めたところに現れた姿、
まるでカーテン生地に染め込まれたようです。

この一瞬の映り込みを布地に刻み込みたい、
そんな思いから着物の柄ができたのではないか、
ふと、そんなことを思いました。

いずれにしても、
ここに宿る美は日本人の感性を揺さぶります。


週末連載 台湾12





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祈りの朝

龍山寺の境内には早朝から多くの人が訪れます。
仏教も道教も同居するこの寺では、分け隔てなく人々の祈りを受け止めます。

家内安全、学業成就、商売繁盛、恋愛、安産、夫婦円満、厄除け、長寿・・・
祈りも願いも人それぞれですが、それら全てに対し、この場はオープンです。

様々な装飾が溢れる本殿も、見た目の派手さとは対照的に
人々を受け入れるその姿は限りなく寛容で、その佇まいに胸が熱くなります。