週末連載 スイス・ドイツ99 ドームの中は市民に開放された展望台になっています。フレームから浮かせたスロープは2重らせんになっていてベルリンのまちをゆっくりと臨むことができます。断っておきますが、ここは国会議事堂です。しかし、デザインといい、市民に対する風通しのよさといいなかなかクールじゃないですか。2015.5.30 設計事務所 TIME
造付家具のはなし4 こちらはダイニングのパソコンコーナー。家族4人にそれぞれの引出し、上部には本棚があり共用のワークスペースといった感じ。こちらは階段下を利用した収納スペース。一番下に引出しを三つ、その上はテレビ台になっています。階段横のタタミコーナーも足元に引出し付。それぞれはよく見かける収納や棚ですがそれを適材適所にまとめ、立体的にも活用することで30坪ほどのこの家に十分な収納を確保しています。2015.5.29 設計事務所 TIME
造付家具のはなし3 造付家具のはなし、第3弾です。写真はキッチンの裏面、リビング側の収納。キッチン回りはどうしても収納が必要なのでそれならば、他の収納もまとめるてあげることでリビングをすっきりさせることができます。ちなみにこの収納を開けるとこんな感じ。飾り棚や引出し、開き扉の収納などいろんな小物をここにまとめて収納できて家族みんなにとってアクセスしやすい環境をつくることができます。2015.5.28 設計事務所 TIME
造付家具のはなし2 こちらは食器と家電の収納内装の合わせて大工さんがつくってくれました。開けるとこんな感じ。食器棚は上下に引違戸をつけた可動棚、間に2つ引出しをつけています。ちょっと懐かしい感じのするデザインです。右手の家電収納では、炊飯器の棚は手前にスライド可能、湯気を逃がしやすくしています。キッチン回りは住む方や設計者によってもいろいろですが当方では基本的な使い勝手は押えつつもできるだけ「つくりすぎない」ように心がけています。道具に合わせり、時流を追った「至れり尽くせり」は時代の変化には結構もろいと考える故ですが「足るを知る」という知性も大事にできればなおいいですね。2015.5.27 設計事務所 TIME
造付家具のはなし 東山の家から造付家具のはなしTIMEではキッチンを造付にすることが多いのでその特徴を少しご紹介します。造付キッチンは既製品に比べ自由な寸法調整が可能です。仕上もインテリアに合わせてアレンジできるのもメリット。既製品のような至れり尽くせりの収納はないもののシンプルで壊れにくいという利点もあります。東山の家ではステンレスの天板にラワンの扉で構成。シンク下はオープンにしたり、必要寸法に合わせた引出しをつけたりと使い勝手を吟味しながら設計されています。2015.5.26 設計事務所 TIME
カーテン打合せ 下松末武下の家のカーテンの打合せ。今回、ECRU HOMEのオーダーカーテンを使うため壁下地など必要な納まりを、工事前に確認しました。ご覧のカーテン生地、どれも味わいのあるオトナのデザイン、オーガニックで機能性も兼ね備えた優れものです。2015.5.25 設計事務所 TIME
週末連載 スイス・ドイツ98 国会議事堂中央のドーム。モダンなガラスのデザインはノーマン・フォスター卿によるもの。もともとあったバロックの立派なドームは火災で焼失、半世紀以上のドーム不在の時代を超え、ドイツ統一を期にデザインされたものです。国会議事堂といえば、国家を象徴する建物です。その核心部分に設計者は最先端のデザインで果敢に挑みそれを見事に受け入れるというドイツ国民の意識と感性、どちらも大したものです。2015.5.23 設計事務所 TIME
大分・熊本視察13 竹籠を編み込んだような格子模様で覆われたブリッジ。床と天井仕上はフラットに仕上げられ格子模様はいっそう引き立てられています。格子はH型の鉄骨を溶接で組み合せた構造体ですがそれ自体がしっかりとデザインされた美しい姿です。2015.5.22 設計事務所 TIME
MITTAN 展 3年前にリノベしたカピン珈琲、自宅ギャラリーで「MITTAN 展」が行われます。日時:6月6日(土)〜14日(日)13時〜18時詳しくはカピン珈琲のブログまでhttp://blog.capime-coffee.com/?eid=10734702015.5.21 設計事務所 TIME
精鋭集う 朝一で大津島へ今日は大工の御手洗さんの船で出航、風景の見え方が違いますね。ガマの群生地も青さが増してきました。茶室の前庭、工事で荒れた地面に松葉がびっしりと敷き詰められました。こちらはマサオカ創建の正岡さんによる粋な計らいです。茶室の立礼席用の腰掛け。茶席の長椅子と共に無垢の木と鉄の組合せによるモダンな形。こちらは木村ノリオアトリエの木村さんデザイン。茶室の待合いになる手前の民家もプチ改修。ささやかですが、SOFAの白井さんにアレンジしてもらいます。周南の精鋭たちが集う茶室プロジェクト、オープニングまでもうしばらくです。2015.5.20 設計事務所 TIME