桂、再訪




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大津島の茶室の参考にするため、桂離宮へ。
20年ぶりの訪問になります。

前回は1年の海外視察のすぐ後だったので、
海外のスケール感に比べてミニチュアのように感じましたが
さすがにそのスケール感覚も覚醒されて、身近に感じます。

今回気づいたのは、細部にこめた洒落た遊び心、
それと、何とも心地よい風通しのよさ。
昨日の京都は気温34℃、
猛暑のなかでも軒下には心地よい風が吹く、
軽快さと爽快さを兼ね備えていました。


今週の現場




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大津島の現場まで徳山港から巡航船で30分。
しばらくこの船での行き来が続きます。



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屋根工事が完了、銀色のトタン板が目にまぶしい。
この屋根も風雨にさらされて熟成していきます。


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3.6mの大開口の枠となる鴨居がつきました。
梁も柱もまっすぐではないので、合わせるのが大変ですが
うまくつけてくれました。




末武下の家、外観のスタディ




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二つの家型が寄り添うかたち。

末武下の家での外観のスタディ。
敷地の区画割りと方位の角度のズレをそのまま造形に生かし
それに対し、
単純な切妻屋根で環境に馴染ませつつも、多面的な風景をつくる。
このかたちを基本形にデザインをアレンジしていきます。




伊勢・京都視察16




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五丈殿、柱の足元。

掘立柱は地面に接する部分が傷むので
その部分だけ新しい檜材で継いであります。

全部新しくしたほうがすっきりするかもしれないけれど
柱を丸ごと取り替えることをせず、古くても使える部分は残す。

必要な分だけ取り替えて、新旧の表情が混ざりあう様も悪くない。
L型に継がれたその形も興味深く、なにか蓄積されたものを感じます。