よろい格子の内側はこんな感じ。
直射日光はカットしながら、制御された光を空間に染み込ませています。
日本の障子のもつにじみや陰影にも通じる繊細な光です。
その一方で、ロマネスクの教会のような精神性をも併せ持っていて
簡素な空間がひとつのクオリティに到達した、その瞬間を見たようです。
よろい格子の内側はこんな感じ。
直射日光はカットしながら、制御された光を空間に染み込ませています。
日本の障子のもつにじみや陰影にも通じる繊細な光です。
その一方で、ロマネスクの教会のような精神性をも併せ持っていて
簡素な空間がひとつのクオリティに到達した、その瞬間を見たようです。
海側の外壁にも穴あきブロックが使われ
日除けとデザインを一手に受け持っています。
4本セットで構成された柱の外側についているのはシーサーです。
無数のシーサーと穴あきブロック、ピンクとグレーのストライプ模様の柱、
これらが一体となった独特の外観をつくっています。
深沢直人氏デザインのHIROSHIMA
この椅子をつくるマルニ木工の製作工場を視察しました。
洗練したデザインの根幹は背板からラウンドしてつながる肘掛けの曲線、
この形が座り心地に決定的な役割を担っています。
その複雑な形をマルニの熟練した技術が作り出す工程をつぶさに見学。
車に例えるとベンツのような安定感がありながらも重々しくなく
人を拘束しない心地よい座り心地は至福の時間を与えれくれそうです。
右にリビング、左に洋室、正面には見えるのは和室と浴室です。
仕上げにもデザインにもなんの衒いもないこの家ですが、
どの部屋もすべて “庭付き” というのが何にも変えがたい贅沢です。
風になびくカーテン。
東側と北側に開いた中庭は、とても風通しがよくなっています。
その日の日差しや風の動きによって、日々違った印象が楽しめ
自然の変化を肌で感じられる空間です。
周南市に始めてできる道の駅。
屋根のフレームができたところで見学会に行ってきました。
設計は周南のまちづくりでもお世話になっている内藤廣氏。
高さ10mの大屋根は周囲の穏やかな山並みに呼応したもの。
この風景にどんな姿として刻まれるのか、仕上がりが楽しみです。
外壁のディテール、
繊細なよろい格子の機能を超えた表情です。
格子のサイズ、ピッチ、立面に対するプロポーション、足元の納まりなど
これらがひとつの美的な規範によってコントロールされています。
素材はローコストながら、それらを繊細な仕事によって実現することで
ズントー独自の精神性が生み出されています。
毎年、ph通りで行われているキャンドルガーデン in PH通り。
昨年はあいにくの雨で流れましたが、今年も開催されますよ。
ph通りには新たに弥五郎ドーナツが加わって、内容も少し新しくなっています。
詳しくは、こちらまで。
http://www.ph-candle.com/ph_candle.html
こんなところにも波及効果が・・・
市庁舎の近くに建つこのビル、
3階と屋上の手すりに穴あきブロックが使われています。
名護市庁舎のデザインはその機能の確かさから普遍性を獲得し
まちにも一定の影響を与えているようです。
四角四面の堅苦しさから逃れた柔らかな中庭。
そこに面するリビング、浴室、寝室、そして離れの子供室、
これらが斜(はす)に向き合う配置になっています。
人と人が話をするとき、正対するより斜めに向き合ったほうがリラックスできる、
その原理を部屋どうしの向き合い方にも応用しています。