門の向こうに、いにしえの朝鮮が見える。
現代のソウルをめぐる3日間の旅では
歴史と現代のハザマの中に現れる生き生きとした文化、
そしてデザインの国としても一面を見ることができました。
伝統とモダンが共存する有り様は日本にも似ていながら
独特の微差も感じました。
韓国の持つ不思議と発見はまだまだ一杯ありそうです。
ぜひ、改めて訪ねてみたい魅力に満ちています。
門の向こうに、いにしえの朝鮮が見える。
現代のソウルをめぐる3日間の旅では
歴史と現代のハザマの中に現れる生き生きとした文化、
そしてデザインの国としても一面を見ることができました。
伝統とモダンが共存する有り様は日本にも似ていながら
独特の微差も感じました。
韓国の持つ不思議と発見はまだまだ一杯ありそうです。
ぜひ、改めて訪ねてみたい魅力に満ちています。
NHKの世界ふれあい街歩き、
昨日はオランダのユトレヒト、運河の美しい町でした。
郊外から旧市街の素敵な家に越してきたそうで、
家の中を案内しながら、「欠点も多いよ」といいながら
螺旋階段の昇り降りの大変さや窓の隙間風の悩みを話します。
しかし、
「それでも、この家に住めるなら我慢するさ」と一言。
性能では語れない愛着という家の価値が滲み出す一言です。
欠点の少ない高性能の家も悪くはないですが
できれば、古くなっても愛着が薄れない、そんな家をつくっていきたいですね。
書の坂本先生から教えていただいた
長谷川櫂氏の著書、和の思想。
いわゆる「和風」と「和」の違いをわかりやすく説いています。
日本という特徴は、なにも畳や着物、和食にあるのではなく
モダンな今の暮らしの隅々に存在する。
吸収力旺盛な「混ぜる国」日本の本質をついています。
木の看板に書かれた名前は土俗村蔘鷄湯。
旅の終わりにやってきたのは、蔘鷄湯(サムゲタン)の有名店。
評判に違わぬ鶏とスープのおいしさは絶品です。
近代化が進み、オシャレなカフェも増える中にも
オリジナルの韓国が息づいています。
縁あって、見せていただいた住宅の現場。
つくっているのは、錦帯橋の架け替えを手がけた海老崎棟梁。
ローコストと言いながらも、しっかりとした骨組みです。(接合部に注目)
法律では、住宅の骨組みに10年保証が義務付けられていますが
「そんなもん、瞬きみたいなもんですよ」と棟梁。
そこには、100年単位でものづくりをする技と哲学がありました。
強力な二人の対談が本になりました。
経済活動と豊かさの関係を探る熱き対談、
本当の幸せは何か、あなたにとっての幸せは?
時代とともに変わっていく幸せのあり方を語っています。
王宮の壁と、そのディテール。
ひとつひとつの石はしっかりとした目地で堅固にこしらえています。
縦の目地は上下でずれて、あみだくじのような模様になっています。
実直ながら正確性にはあまり頓着のない、
独特の素朴さが微妙に日本と違います。
光の海商通りを歩いていたところ、
ただならぬ空気感を感じて写メでパチリ。
白砂に灯籠が空間を引き締める中、
その奥に鎮座する倉庫と思われる小屋の
なんとも佇まいのよいこと。
L字に囲い込むブロック塀やアルミのベランダの柱や軒下、
これらが空間に抑揚を与え、調和を生み出しています。
チープな既製品的な素材感で出来ているところに
数寄を感じてしまいます。
動き出しました。
広島で始まった商品の宅配は、今後、中国地方全体に広がっていくでしょう。
買物は、車で店まで行く替わりに、届けてもらう時代の到来です。
「地方は車社会だから・・・」と言っていた人たちが
そんな時代があったねェ~、と懐かしむ時代がすぐそこまで来ています。