児玉神社社務所 配筋検査

児玉神社の社務所工事は基礎工事が進んでいます。地盤が良好なため、シングル配筋のべた基礎です。

鉄筋の径やピッチ、継手や定着の長さ、開口部の補強、かぶり厚さ、防湿フィルムの重ね代など、一通りのチェックを行い、不良箇所の是正を指示し、底盤のコンクリート打設を行います。

 

 

底盤の打設後。立上りの型枠が設置されたところです。

設置されたアンカーボルトやホールダウン金物の配置、埋め込み深さや立上りの長さ、傾きなどをチェック。梅雨の晴れ間をにらんで、立上りのコンクリートを打設します。

 

 

児玉神社社務所 縄張り

児玉神社の既存事務所の解体が終わり、新築建物の縄張りを行いました。

写真右奥には社殿、その手前には台湾の元総統、李登輝氏の揮毫を元にした石碑が建っています。歴史的偉人たちの魂を感じるこの場所で5月から工事が始まります。

 

 

社務所の背後には、徳山小学校の大樹が空へ枝を大きく伸ばしており、この木々を背景にして社務所が建つことになります。

 

 

児玉神社社務所建て替え

現在進んでいるプロジェクトの一つ、児玉神社の社務所建替え計画

NHKで毎週日曜の夜11時から再放送されている司馬遼太郎作「坂の上の雲」、日露戦争で総参謀長として日本を勝利に導いた児玉源太郎。ドラマでは、高橋英樹が熱演しています。

その児玉源太郎を祀る神社が周南市の徳山小学校西側に存在しますが、今回、老朽化した社務所を建て替えることになり、その設計を任されました。

社務所は、神社の中では脇役的な存在のため、本殿と調和しつつもできるだけ主張を抑え、かつ、質実とした品格が感じられる存在となるよう、デザインの最終調整中です。

4月から始まる工事に向けて、行政手続きや見積調整を進めながら、デザインの細部を可能な限り詰めていきます。