アートの効用、岡山芸術交流にて

今回で2回目の岡山芸術交流に行ってきました。
(前回記事はこちら)
 
会場は岡山市内の美術館や岡山城、その他、
いくつかの民間の建物や公園などが活用されています。
 
写真の旧内山下小学校
校庭と校舎全体を丸ごとアート空間として活用しています。
 
 
 
 
校庭に展開するパーフォーマンスやオブジェ、
道路を挟んだ向こうのテレビ局の壁面には映像作品があり
敷地を超えて、まちそのものがアート空間となっています。
 
 
 
 
校舎は昭和8年に建てられた由緒ある建物
 
少子化による統廃合で廃校となってしまっていますが
ノスタルジックで趣のある空間は、アート空間として見事にはまっています。
 
 
 
 
教室内の展示空間とオブジェ
 
 
 
 
こちらも市内に残る旧福岡醤油建物
 
黒漆喰の木造の建物が存在感を示していますが
内部が展示空間として活用されています。
 
最近は、明治から昭和期の建物が老朽化に伴って解体され
まちの歴史がどんどん失われていく、とても残念な状況です。
 
そんな中、
最新の現代アートと古い建物のマッチングは
歴史を伝えつつ、文化を発信することでまちを活性化するという
新たな可能性を示しています。