わずかにタイル2枚、欠けました。
住宅のリニューアル。
他の現場からちょうどタイミングよく頂いた玄関サッシュ。
うまく、この家にはまりました。
タイルは2枚ほど欠けましたが
既存の記憶を大きく損ねることなく
無事、移植成功です。
わずかにタイル2枚、欠けました。
住宅のリニューアル。
他の現場からちょうどタイミングよく頂いた玄関サッシュ。
うまく、この家にはまりました。
タイルは2枚ほど欠けましたが
既存の記憶を大きく損ねることなく
無事、移植成功です。
路地の気配。
旧市街の路地は迷路のように複雑に入り組んでいて、
現代の道路と違って見通しがききません。
ここでは、路地の向こうから日の光が差し込んで、
その先に人を誘っているようです。
緑に覆われる路地。
アンティーブの旧市街、
地中海の日差しを受けた路地は、静かな中にも豊かな表情を見せます。
「花いっぱい運動」なんて野暮な雰囲気は微塵もありません。
このまちを愛し、住み継ぐ人たちの蓄積したセンスが効いています。
正面に見えるのは、広島平和記念資料館。
久しぶりに見ましたが
何度見てもすばらしいプロポーション、
建築家、丹下健三の不朽の名作です。
丹下健三といえば、その特徴は「軸線」。
この建物は原爆ドームを真正面に見る位置に建っています。
日経新聞の読者はご存知かと思いますが
6月22日のコラム、「記憶の建築十選」に出ていました。
筆者の松隈洋氏によれば、
「広島の過酷な現実の向こうに、原爆ドームを戦争を記憶するシンボルとして扱い、
平和記念資料館を「平和を創り出すための工場でありたい」と希求した丹下の
建築的構想力が結実した公共空間の姿」
だと、評されています。
原爆ドームはいわば、
丹下による広島への思いと建築的野心の結合から生まれ出た遺産ともいえそうです。
広島の川ベリにある京橋リバーウィン。
カフェのあるまちの心地よさを体感するため
週末にリサーチしてきました。
カフェの数は3店舗とささやかですが
広島にはオープンカフェの息吹が芽生えています。
ここに座ると、自然とまちの風景に気付きが生まれます。
車社会ではわからないカフェの効用が
風景を豊かにするきっかけをつくります。
今週も小野田の家へ。
屋根仕舞いが終わり、樋が付き、外壁の下地が始まっています。
棟上げからはや一ヶ月、
工事は非常にゆったりと進んでいます。
これから、30年、40年、
いや100年くらいは使うかもしれない大事な家。
どんなに急いだところで1月か2月しか工期は変わりません。
ならば、時間をかけてしっかりと家はつくりたい。
今回は、お施主さんと大工さんの強力なアシストにより
じっくりと工事が進んでいます。
狭い路地を進む車。
旧市街はどこも道が狭い。
馬車と人の幅を基本につくられたまちは
車には適さない。
この道の狭さがゆえに
車の進む速度がゆるやかになり
人にやさしいまちをつくります。
区画整理の制度を図式化したもの。
建築士会の徳山支部有志で作ったまちづくり塾。
まちづくりに欠かせない法律の勉強です。
ゴチャゴチャしたまちなかを整理して価値を高める区画整理。
しかし、
豊かになった日本では、かなりの制度疲労も感じます。
ジェーン・ジェイコブスなら、「矢印が逆じゃない?」
と言ったかも知れません。
杉の天井。
今日は、小野田の現場。
杉の木目がとても美しい。
現場というのはひとつひとつの材料や工事の段取りの積み重ね。
図面では表現できない世界がいっぱい詰まっています。
そして、
お施主さん、設計者、施工者のそれぞれの思いの掛け算でもあります。