四つのかたち





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四つのかたち。

これらはすべてひとつの敷地に対する別々の解答です。
ニュートラルな敷地条件の場合、ベストな解答はひとつではないので
考えられる可能性をできるだけ広げていきます。


「開放感」と「プライバシー」、そして「コスト」や「デザイン」
様々な物差しから解いていくと違った個性を持った「かたち」が現れます。

ここから改めて、ひとつの方向へ修練させ、進化させていきます。

足場解体




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東山の家、足場がとれました。

黒板色の外壁が特徴となっているこの家、
切妻屋根とボリュームの文節によって派手な主張を抑えています。

あたかも以前からここに存在していたかのような
何気ない風景を装います。


見積りノート




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有井さんの見積りノート。

今回の改修工事では大工工事による木の良さを最大限に生かします。
それは大工ならではつくり方を生かすことでもあります。

こちらで簡単なプランをつくった段階でまずは見積り、
見積りのために描かれたスケッチには、有井さんの「熱」がこもってます。


何気ない風景@京都三条地下




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カウンターの中は濃密な宇宙のよう。
通路幅40センチほど、横にスライドしながらの仕事ぶりです。

京都三条にある六曜社珈琲店。
地下のお店は自家焙煎のコーヒーが評判だそうですが
イノダコーヒでたっぷり頂いたあとなのでエスプレッソを注文。
これもなかなかおいしかったです。

それはともかく、
このお店には人が使う寸法の究極がいっぱい詰まってました。
京都人なら「それくらい当たり前」なのかも
でも、瀬戸内のゆるやかなスケール感の人間には「!」がいっぱいです。

仕事で京都




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窓の外に広がるのは二条城、
隈研吾氏デザインのスイートルームです。

新しい住宅の仕事でイメージを共有するために京都へ。
イノダコーヒや俵屋、六曜社珈琲店など趣深い場所を巡りました。


原寸サンプル




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階段の原寸サンプル。

東山の家の階段はちょっと変則で吹抜けを巡るように上ります。
その一部、梁との取合いで微妙な高さを調整する必要があり
1段の高さの違いが上り下りに影響しないかどうかチェック。

無理なお願いにも大工の田畑さんがすぐにサンプルをつくってくれました。
1段目が微妙に高いのですが、上り下りしてみると全く違和感なし。
これで前に進めます。

ありのままで




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内装の仕上げとなる構造用合板。
もともとこれは下地材で見た目を意識していないため
梱包された山から見栄えの悪いものをはねていきます。



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ある程度ふるいにかけたものたちを現場に並べたところ。
もともと「野蛮な感じ」でいこうと考えていますが、かなりハード。

見立ての意識を切り替え、アナ雪の歌詞に後押しされて(笑)
ありのままの姿で突き進みます。