自然×デザイン

 

防府の阿弥陀寺。

 

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この季節、満開のアジサイが咲き誇るこの寺、

境内は深い緑で覆われ、その中を縦断するように川が流れています。

 

木漏れ日とせせらぎが絶妙の空間構成をなして

自然とデザインが見事に融合しています。

 

2011.6.30 設計事務所 TIME

 

生まれ出たもの

 

NHKの「美の壺」、益子焼で紹介された濱田庄司

 

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柄杓を使って、釉薬を大胆に流し掛けて描かれた奔放な線。

浜田は言います。

「つくったものというより、生まれ出たものと呼べるようなものになってほしい」

 

自我を殺し、無の境地で、流れ出る液体(自然)と同化した瞬間に生まれる

唯一無二の世界観があります。

 

今までまったくわからなかったこの大皿の良さに

この瞬間、一気に目覚めました。

 

2011.3.4 設計事務所 TIME

 

 

無作為

 

プロフェッショナル、仕事の流儀佐藤卓、登場。

 

クールであついデザイン、

あっと驚くデザインではなくて、使う人の邪魔にならないもの。

 

“自分”を消す

デザインは主役じゃない

デザインなんか気がつかなくていい

 

彼の言動から生まれるのは、とても薄味で、脱色された表現。

これらは、「無作為」という日本が連綿と持ち続けてきた

独特の精神構造そのものです。

 

2010.11.30 設計事務所 TIME

 

 

今日的なデザイン

 

黒柿の香合。

 

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銘、遠山と題された図柄には

三つの山の形が重なり合うように表現されています。

非常に様式的に表現されていますが

その背後には、

それとは対照的に黒柿の木目が自然の表情を添えています。

 

様式的な図柄と自然の表情が小さな茶器に凝縮され

無限の世界を表現しているようです。

 

シンプルにして、しっかりとした強度を持っています。

 ここに存在する日本固有の表現は、決して古びることなく

充分に今日的で、いまだに斬新です。

 

2010.10.12 設計事務所 TIME

 

目立たないためのデザイン

 

ニイニイゼミかな?

 

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朝の散歩中、足元にぽとり。

天寿を全うしたセミが落ちてきました。

 

拾いあげて改めて見てみると

よくデザインされています。

 

羽根の模様は一応、左右対称。

でも、

この ”迷彩服” は、木の枝にとまっているとなかなか目立たない。

 

「目立たない」ということをデザインしているところが、

なかなかすがすがしいのであります。

 

2010.8.9 設計事務所 TIME

 

アニメと日本

 

アニメは、源氏物語絵巻の現在形。

それとも、動く浮世絵?

 

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家に帰ってテレビを付けたらアニメ映画をやってました。

アニメの表現はものすごくリアルになっているのに

絵巻や浮世絵と同様の位相がある。

 そう感じるあなたは、けっこうな日本人・・・。

 

キャラクターの表現には、「引目鉤鼻」と通ずる

省略や余白を見ることができます。

 

2010.8.6 設計事務所 TIME

 

イームズ、届く

 

イームズシェルサイドチェア

 

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母親に頼まれて、購入したこの椅子、

1ヶ月ほどでようやく今日、届きました。

 

この椅子、定価で買えば、5万円近くします。

けれど、今では、1/5ほどで購入できるようになりました。

 

デザインに敏感な人なら誰もが知っているイームズ。

彼の確立した工業デザインというメソッドは

消費者にとって、この上なく有難い選択肢です。

 

2010.6.3 設計事務所 TIME