家は人なり

  家は人なり ― マリオ・プラーツ       ミュージアム内に刻まれた数々の言葉。 家は住む人そのもの。 その人の趣味や好みだけではなく、 人間性や生き様がそのまま現れる不思議 … “家は人なり” の続きを読む

 

家は人なり ― マリオ・プラーツ

 

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ミュージアム内に刻まれた数々の言葉。

家は住む人そのもの。

その人の趣味や好みだけではなく、

人間性や生き様がそのまま現れる不思議な存在です。

設計をする立場として、とてもリアルな言葉です。

 

2011.11.16 設計事務所 TIME

 

?と!

  空に突き立つ抽象立体。       日本を代表する世界的建築家、伊東豊雄。 自身によるミュージアムが今治の地に舞い降りました。   その造形は、常に自由を求めて革新し … “?と!” の続きを読む

 

空に突き立つ抽象立体。

 

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日本を代表する世界的建築家、伊東豊雄

自身によるミュージアムが今治の地に舞い降りました。

 

その造形は、常に自由を求めて革新しつづける彼そのもの。

?と!がある歓喜の建築です。

 

2011.11.15 設計事務所 TIME

瀬戸内と建築

  みかん畑と瀬戸内海。       住いづくりの会の建築視察。 温かい日和に恵まれて、瀬戸内を中心に建築を視察。 バリエーション豊かな建築をリポートします。   201 … “瀬戸内と建築” の続きを読む

 

みかん畑と瀬戸内海。

 

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住いづくりの会の建築視察。

温かい日和に恵まれて、瀬戸内を中心に建築を視察。

バリエーション豊かな建築をリポートします。

 

2011.11.14 設計事務所 TIME

伝統とモダン

  京都御所脇にあるとらや。                           … “伝統とモダン” の続きを読む

 

京都御所脇にあるとらや。

 

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設計は、内藤廣さん。

新しい徳山駅の設計を担っている人です。

 

新しいものに簡単には飛びつかず、

しかし、しっかりとモダンな感性を持って

伝統というものとの調和を目指す設計姿勢は

ここにもしっかりと息づいています。

 

2011.4.19 設計事務所 TIME

 

掛け算された日本

  教会に障子の明かり窓。                           … “掛け算された日本” の続きを読む

 

教会に障子の明かり窓。

 

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京都南西部にあるカトリック桂教会

日系のアメリカ人、ジョージ・ナカヤマのデザインです。

 

アメリカで育ち、太平洋戦争を経験した生い立ちは

イサム・ノグチにも通ずるところがあります。

 

日本人以上に日本に対する強い意識は、

ステンドグラスが明かり障子に翻訳されるという

摩訶不思議な空間を生み出しました。

 

2011.4.13 設計事務所 TIME

 

 

調和する家 聴竹居

  ガラス張りのサンルーム。                           … “調和する家 聴竹居” の続きを読む

 

ガラス張りのサンルーム。

 

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京都の大山崎に丘の上に建つ聴竹居

昭和3年に建てられた藤井厚二による実験住宅です。

 

国内ではまだ珍しかった電気冷蔵庫がある一方で

快適で環境をいかにつくるか、模索が行なわれました。

 

そこにあったのは、

太陽の光と熱、自然の風、そして木陰。

自然を有効(友好)に使い、快適な住まいをつくるという発想でした。

 

それは、

高気密高断熱の人工環境とはめざすところが違います。

技術という重たい鎧をまとい、自然と敵対するのではなく、

自然の利点を最大限に活かした、自然と調和する家のつくり方です。

 

2011.4.12 設計事務所 TIME

 

 

 

 

マイクロコミュニティ

  京都に残るマイクロコミュニティ。                         &n … “マイクロコミュニティ” の続きを読む

 

京都に残るマイクロコミュニティ。

 

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「ばったん床机」とか「ばったり床机」とか言います。

今風に言えば、収納式のベンチですね。

 

社会人になったばかりの頃、京都出身の先輩と

行きつけのバーでこのばったん床机の話になり

大喧嘩になってしまったことがあります(笑)。

 

先輩が言わんとした道具から生まれる人のつながり。

それがようやくわかる年齢になりました。

 

2011.4.8 設計事務所 TIME

 

何気ない風景@京都2

  ダークブラウンの三角コーン。                         &nbs … “何気ない風景@京都2” の続きを読む

 

ダークブラウンの三角コーン。

 

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京都では、古い建物が多く、大事にされています。

この場所でも、何気なく景観への配慮が見られます。

 

建物の窓や扉の色に合わせたこげ茶色、

三角コーンに色を塗っただけというところがユーモラスで現代的。

 

2011.4.1 設計事務所 TIME

 

何気ない風景@京都

  小部屋が突き出す風景。                           … “何気ない風景@京都” の続きを読む

 

小部屋が突き出す風景。

 

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長屋のように連なる京都の町屋。

その家々から同じように突き出す不思議な小部屋。

トイレほどの広さで同じようにポコポコと・・・

理由はわからないけど、ここにしかない必然があるのでしょう。

 

2011.3.30 設計事務所 TIME

如庵の写し

  扁額(へんがく)に書かれた文字は「如庵」。                       &nbs … “如庵の写し” の続きを読む

 

扁額(へんがく)に書かれた文字は「如庵」。

 

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この茶室は、日本に3つしかない国宝の茶室のひとつ、

如庵の写しです。

 

茶室の作者、織田有楽斎は、織田信長の実の弟、

幾多の戦績もある一方、茶を極めた人物です。

 

実際の如庵の空間を忠実に再現したこの茶室、

普請を指揮した中村昌生氏は、

納得いくまで何度もつくり直したといいます。

 

この茶室は、単なるコピーとは言いがたいほど

人の心と汗の結晶によって作り出されました。

 

2011.3.29 設計事務所 TIME