くらしの風景 @室積の家

完成して2ヶ月経った室積の家を訪問、
家のあちこちにくらしの雰囲気が滲み出しています。
 
キッチンには調理道具や食品などがぎっしりと並び、
当初イメージしていたリアルなくらしの風景が現れています。
 
 
 
 
 
ご予算の都合もあり、当初は単純な棚だけでしたが
建主自身で引き出しなどの収納を上手にアレンジされています。
 
 
 
 
 
何気なく並んでいる道具類は
色合いや素材感に適度なまとまりをもたせてあり
建主のセンスがさりげなく現れています。
 
 
 
 
 
今回は「見せる収納」を建主と共有できたことで
「隠す収納」とは違う、生き生きとしたくらしの風景が生まれました。
 
 
 

2020.1.24 設計事務所 TIME

ユーモアに未来あり




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かなりふざけた間取りです(笑)
ですが、ここに人生を楽しくするヒントがあります。


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暮しの手帖ならぬ、間取りの手帖というこの本、
まじめにふざけてる感じがなかなかよいです。
しかも、
単なるおふざけをユーモアにまで引き上げたところに未来を感じます。

変幻自在

 

 

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松下村塾に残る旧家。

襖が開け放たれて風通しのよさそうなこの家、

畳の間がいくつもつながり、襖の開け閉めで広さが変化します。

 

くらしのかたちに合わせて住いがやわらかく変化する様は

包むものに合わせて自在に使える風呂敷のようです。

「何LDK」という判で押したような退屈な家とは違い

変幻自在に何通りもの使い方ができる昔の家はとても楽しげです。

 

2012.10.11 設計事務所 TIME

ユトレヒトのまちから

 

NHKの世界ふれあい街歩き

昨日はオランダのユトレヒト、運河の美しい町でした。

 

番組の最後に出てきた初老の紳士

郊外から旧市街の素敵な家に越してきたそうで、

家の中を案内しながら、「欠点も多いよ」といいながら

螺旋階段の昇り降りの大変さや窓の隙間風の悩みを話します。

しかし、

「それでも、この家に住めるなら我慢するさ」と一言。

性能では語れない愛着という家の価値が滲み出す一言です。

 

欠点の少ない高性能の家も悪くはないですが

できれば、古くなっても愛着が薄れない、そんな家をつくっていきたいですね。

 

2012.9.26 設計事務所 TIME

 

カーサの住宅特集

 

カーサブルータスの最新号が届きました。

 

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今年最初の特集は恒例の住宅特集です。

カーサのセレクトらしく、個性的で斬新な住宅が盛り沢山、

「名作モダニズム住宅に暮らす」という特集もあります。

 

家は、単なるハコではなく

長く住むもの、そして楽しく暮らすためのもの。

家づくりもそのことをしっかりと考えましょう。

 

2011.1.11 設計事務所 TIME

 

使い方の問題

 

日本の家の空き家率、実に13%、

そして、家の平均寿命は30年。

 

日本の住宅は30年ほどで飽きられる。

そして、次から次へと新しい住宅が建てられている。

この現象は、いまだに変わりません。

 

いまだに変わらないにもかかわらず、

相変わらず同じような家が建てられる。

もしくは、見た目のデザインだけを変えて何とかしようとする。

 

しかし、実は、中身の使い方に問題があるのでは?

古い家でも、上手に使えば、くらしは豊かになる。

新に建てる家も、50年後を楽しむくらいの感覚が必要かも。

 

そろそろ、それに気付く時かもしれません。

 

2010.9.30 設計事務所 TIME

 

風呂敷みたいな家

 

「風呂敷ってすごいねぇ。

どんな形のものでも包んでしまえるし。」

 

お茶の稽古中、

お師匠さんの口から出た一言。

 

そういえば、

日本の家も昔はもっと柔軟性がありました。

使う人数によって、一間で使ったり、二間続きにしてみたりと

家の形は変わらないけど、いろんな使い方ができた。

 

そんな柔かい使い方ができる

風呂敷みたいな家をちょっと作ってみたいですねぇ。

 

2010.9.27 設計事務所 TIME