モルタル壁、下塗り

室積の家、道路側外壁のモルタル壁の施工が始まりました。
現在、下塗りまで行ったところですが
モノトーンのボリュームは、ほぼ狙い通りのミニマルな表情です。
 
 
 
 
側面から見たところ。
モルタルのボリューム感のみが際立つ、静かな外観です。
 
 
 
 
 
外壁見上げ。
下塗りのざらっとした表情がサッシュとコントラストをなしています。
 
この表情も捨てがたいところですが、
今回は仕上げを施し、抑制を効かせてプレーンに仕上げていく予定です。
 
 

筋交い金物検査@室積

室積の住宅にて筋交い金物の検査を行いました。
 
一通り、金物などの種類と取り付け状況をチェックし、
写真として記録、その1枚がこれ。
 
建物の外周は雨よけのシートで覆われていますが
このシート、ブルーではなく、白いものが使われていました。
 
白いシートによって建物全体が障子にように発光し
木のフレームと美しいコントラストを生み出しています。
 
 

棟上げ 室積にて

五月晴れの好天の中、
室積のフォトスタジオの棟上げが行われました。
 
 
 
 
 
1階のスタジオ部分、
ご予算と相談しながら、幅4m、奥行き10mのスペースを確保。
 
 
 
 
 
棟上げ後には餅まきが行われました。
 
小学校の通学路に面する場所ということもあり
多くの子供達が参加し、みんなで「福」を分かち合いました。
 
 

庇のモックアップ

室積のフォトスタジオにつける金属の庇、
その形状をチェックするため、モックアップを作ってもらいました。
 
コストを節約しつつ、デザインの質にもこだわった結果、
アルミプレートを曲げたものを丸鋼で吊るだけのシンプルな構造になりました。
 
それでも余計なものがそぎ落とされ、プロポーションもまずまずです。
 
 
 
 
斜めから見たところ。
 
先端の折り曲げは水切りの役目をもつとともに、
薄いプレートがたわまないように強度も確保しています。
 
 
 
 
 
 
吊り材の根元部分のディテール
 
がセットプレートの形状がいまひとつなので
よりすっきり見えるように形状の修正をお願いしました。
 
建物側のベースプレートは外壁下地の中に隠れますが
外壁の防水シートとの納まりがやや不安なため、
プレートサイズをひと回り大きくしてもらうよう指示。
 
シンプルでさりげなく、かつ基本的な強度や防水性能なども満たすため
最終のデザインに向けてさらに調整を行なっていきます。
 
 

配筋検査@室積

室積のフォトスタジオで基礎工事が始まりました。
鉄筋が組み上がったところで配筋検査を行いました。
 
 
 
 
 
海に近いロケーションのため
高潮対策として、通常より基礎を高く持ち上げ
地面から60センチの高さに設定しています。
 
 
 
 
1階スタジオ部分は土間仕上げで、
このレベルがほぼ床仕上がりレベルになります。
 
 
 

それぞれの土地にて地鎮祭

昨日今日、光の室積と下松西豊井で地鎮祭が行われました。
 
住宅の地鎮祭は、神社でお祓いしてもらうことも多いですが、
2つのプロジェクトとも、建て主のご希望で、現地での開催です。
 
 
 
 
 
 
室積では、広々とした敷地にてオープンエアーな地鎮祭、
広い土地の四隅で神主さんが土地を清めます。
 
 
 
 
 
西豊井では、天候も気にされたのでテントのもとで。
それにしても、神主さんの衣装の色が渋いです。
 
 
 
 
 
祭壇には海のものや山のものが飾られます。
たけのこが飾られているのが、この季節らしいです。
 
 
 
 
 
地鎮の儀で盛り砂に穿初め(うがちそめ)を行う大工さん、
さすが、腰の入れ方が違います。
 
どちらの工事もおよそ1年がかりでの設計でした。
長いようであっという間の1年でしたが、
いよいよ、これから本格的に工事が始まります。
 
 

室積のフォトスタジオ、地盤調査

下松に続き、室積のプロジェクトでも地盤調査を行いました。
 
敷地は広々とした平坦な土地ですが
海に近い砂質の地盤でもあり、土中の状況が気になるところです。
 
調査結果にもよりますが、
基礎や地盤改良、コストの調整など、まだまだ調整が続きます。
 
 
 

室積のフォトスタジオ、外観スタディ

室積のフォトスタジオ、
外観デザインをスタディ模型にて検討中。
 
ワイルドでクールなインテリアのご要望にマッチするよう
外観を微調整。
 
庇はスチールPLによる薄さでシャープに引き締めつつ、
ハードな質感を加えています。
 
CGも手軽でいいですが、
模型によるスタディは、より陰影と奥行きがリアルに感じられます。
 

フォトスタジオ、第1案

室積のフォトスタジオ、外観デザインのスタディ。
 
まちのスケールに合わせて分割したボリュームを雁行配置、
建物本体の他、庇や壁柱などを抽象的な形態で構成。
ロードサイドのまち並みに緊張感を生み出そうとしています。