カピン珈琲 リノベーション

こちらも工事が始まっています。
 
カピン珈琲のご自宅の一部をリノベーションしています。
リビングのリノベーションと同様に既存の天井を取り払い
大屋根の屋根裏空間を生かして大きな吹抜け空間に改めます。
 
手前が寝室部分で、奥の屋根裏部分は大容量の小屋裏収納となります。
 
 
 
 
 
 
もともと内縁だった部分も建具を取り払い、寝室と一体の空間へ。
床仕上げを揃えるため、一旦下地を解体し、床レベルを調整します。
 
 
 
 
 
 
天井を解体してみると、昔の雨漏り処理の残骸が現れました。
 
 
 
 
 
 
こちらは電気幹線の配線。
なぜか2本ありますが、1本はすでに使われていない古い線のようです。
これらが空間に露出しないように、配線ルートを調整していきます。
 
このように解体して初めてわかる建物の傷みや予想外の伏兵が現れたりします。
改修工事では、現場の状況に応じた臨機応変な対応が求められます。
 
 
 
 
 
 
解体で発生した廃材
 
一部屋分の解体だけでも結構な量の廃材です。
改修工事では、解体や廃材処分にもそれなりの費用がかかるため
予算を組むときに、余裕を持った計画をすることも成功へのカギとなります。
 
 

アウトドアミーティング

カピン珈琲にて打合せ、
ウイルス感染も考慮して、アウトドアでの打合せとなりましたが
おだやかな春の日差しのもと、とても心地よい環境での打合せです。
 
 
今日は、いただいたご要望をもとに
スタディした模型を見ていただき、空間のイメージを共有。
さらに図面にて幾つかの課題や制約を調整しました。
 
新築でもそうですが、
リフォームやリノベーションでは既存の構造や寸法上の制約がいくつもあります。
 
そして、その制約の中で二者択一を迫られることも多々ありますが
あえて二兎を追わずに上手な選択ができれば、
空間はおのずとクリアになり、よいデザインへ向かうことができます。
 
 
 
 
打合せが一通り終わったところで、軽いランチをごちそうになりました。
ピクニック気分でのホットサンドが実においしい。
 
 
 
 
締めには、ご主人直々に入れていただいた珈琲を。
ランチも含め、充実した打合せになりました。
 

カピン珈琲にて

プチリフォームの打合せでカピン珈琲にお邪魔しました。
 
珈琲豆御渡所は完成から早6年、
外壁は汚れもほとんど目立たず、良い表情です。
銅製の扉は赤褐色の渋い色合いに熟成しています。
 
 
 
 
 
「サンドウィッチでもどうぞ」と
昼食をはさみながらの打合せになりました。
いつもお気遣い、ありがとうございます。
 
 
 
 
 
帰りに購入した2種類の豆。
今回は、タンザニアとニカラグアのものをいただきました。
オーナーのこだわりをゆっくりと味わいます。