モルタル壁、仕上塗り

室積の家、モルタル壁の仕上げ塗りが始まりました。
 
 
 
 
 
外壁の面積がかなり大きいため、3人の職人が手分けして仕上げていきます。
黙々と仕上げていく仕事ぶりに確かな技術を感じます。
 
 
 
 
 
リーダーの福田さん
 
TBSテレビのメイドインジャパンにも登場、
スペインに日本庭園をつくった職人のひとりでもあるんです。
 
 
 
 
 
丁寧に平滑に仕上げられていく外壁
 
モルタル塗りというと、一見ドライな感じがするかもしれませんが
実は、職人の繊細な手仕事の技に支えられているのです。
 
 

モルタル壁、下塗り

室積の家、道路側外壁のモルタル壁の施工が始まりました。
現在、下塗りまで行ったところですが
モノトーンのボリュームは、ほぼ狙い通りのミニマルな表情です。
 
 
 
 
側面から見たところ。
モルタルのボリューム感のみが際立つ、静かな外観です。
 
 
 
 
 
外壁見上げ。
下塗りのざらっとした表情がサッシュとコントラストをなしています。
 
この表情も捨てがたいところですが、
今回は仕上げを施し、抑制を効かせてプレーンに仕上げていく予定です。
 
 

棟上げ、西豊井の家

 

西豊井の家にて棟上げが行われました。
先週に引き続き、晴天の中、木を叩く乾いた音が住宅地に響き渡ります。
 
 
 
 
 
1階リビング
袋小路の突き当たりにある敷地のさらに奥に建物を配置して
隣家との間合いを取り、見返しの風景に奥行きを与えています。
 
 
 
 
2階寝室となる部分
 
傾きかけた夕空を臨む風景をバックに
大工の棟梁による祝詞奏上が行われました。
 
 

筋交い金物検査@室積

室積の住宅にて筋交い金物の検査を行いました。
 
一通り、金物などの種類と取り付け状況をチェックし、
写真として記録、その1枚がこれ。
 
建物の外周は雨よけのシートで覆われていますが
このシート、ブルーではなく、白いものが使われていました。
 
白いシートによって建物全体が障子にように発光し
木のフレームと美しいコントラストを生み出しています。
 
 

棟上げ 室積にて

五月晴れの好天の中、
室積のフォトスタジオの棟上げが行われました。
 
 
 
 
 
1階のスタジオ部分、
ご予算と相談しながら、幅4m、奥行き10mのスペースを確保。
 
 
 
 
 
棟上げ後には餅まきが行われました。
 
小学校の通学路に面する場所ということもあり
多くの子供達が参加し、みんなで「福」を分かち合いました。
 
 

庇のモックアップ

室積のフォトスタジオにつける金属の庇、
その形状をチェックするため、モックアップを作ってもらいました。
 
コストを節約しつつ、デザインの質にもこだわった結果、
アルミプレートを曲げたものを丸鋼で吊るだけのシンプルな構造になりました。
 
それでも余計なものがそぎ落とされ、プロポーションもまずまずです。
 
 
 
 
斜めから見たところ。
 
先端の折り曲げは水切りの役目をもつとともに、
薄いプレートがたわまないように強度も確保しています。
 
 
 
 
 
 
吊り材の根元部分のディテール
 
がセットプレートの形状がいまひとつなので
よりすっきり見えるように形状の修正をお願いしました。
 
建物側のベースプレートは外壁下地の中に隠れますが
外壁の防水シートとの納まりがやや不安なため、
プレートサイズをひと回り大きくしてもらうよう指示。
 
シンプルでさりげなく、かつ基本的な強度や防水性能なども満たすため
最終のデザインに向けてさらに調整を行なっていきます。
 
 

配筋検査@室積

室積のフォトスタジオで基礎工事が始まりました。
鉄筋が組み上がったところで配筋検査を行いました。
 
 
 
 
 
海に近いロケーションのため
高潮対策として、通常より基礎を高く持ち上げ
地面から60センチの高さに設定しています。
 
 
 
 
1階スタジオ部分は土間仕上げで、
このレベルがほぼ床仕上がりレベルになります。
 
 
 

ヤコブセンを訪ねて

世界で唯一のヤコブセンの専門店が大阪の池田市にあります。
 
アルネ・ヤコブセンの孫であるトビアス・ヤコブセンと
ハウスマネージャーの国吉玲子さんの出会いから生まれたというこの店。
 
昭和初期に作られた洋裁学校が廃屋になっていたものを
国吉さんたちが自力でリノベーションしたそうです。
 
その、やさしい雰囲気や穏やかなまちの雰囲気を気に入り
奇跡のような場所がトビアスによって生み出されたのだそうです。
 
 
 
 
 
簡素な切妻の建物はその天井を取り払い、小屋組をそのまま現し、
壁と共に白く塗装してプレーンな空間に仕立て直しています。
 
古くて均質でない部材たちは白く塗られて
リアルな質感と控えめや表情で空間を和ませてくれています。
 
 
 
 
 
 
訪れた日は天気が安定せず、雨が降ったり止んだりでしたが
天窓からの柔らかい光が、簡素な空間に温かみを与えていました。
 
 
 
 
 
 
時折、雲が晴れて差し込む光が木漏れ日となって
白い空間を劇的に変化させてくれたりもしました。
 
 
 
 
 
 
トビアスによってプロデュースされたこの店では
アルネ・ヤコブセンの家具や照明などが取り扱われています。
 
ヤコブセンを信奉する私にとっても
家のようなスケールの中で実物を肌で感じることのできるとても貴重な空間です。
 
 
 
 
 
 
まるでデンマークにある古い家のような柔らかい空間には
シンプルで洗練されたヤコブセンのものたちがよく映えます。
 
 
 
 
 
 
窓際には、トビアスがデザインしたプロダクトも
 
 
 
 
 
モルタルのカウンターにホーローらしき古いシンク、
木製の棚や雑貨たち、そこにさりげなくヤコブセンのデスクライト。
 
時を経てきたものたちが柔らかく溶け合っています。
 
 
 
 
 
イギリスのアンティークのドアと白黒のコントラストが際立つアントチェア。
これらを取り合わせたセンスが、時間の積層を豊かに表しています。
 
 
 
 
 
 
雑貨を集めたこちらのコーナー、
イイノナホさんの照明やグラスアートがさらに色を添えています。
 
古さを欠点とせず、そこに宿る時間や固有の表情を引き出し
現代の感性で上手につなぐことで生まれる豊かな時空間。
 
私の設計したカピンコーヒーや大津島の石柱庵とも通ずる感性に共感しつつ
国吉さんとしばし会話を楽しみ、豊かな時間を過ごさせていただきました。
 
 

大津島さくら茶会 2019

桜の便りが各地から届くようになりました。
 
今年も大津島の石柱庵にて
徳山高専茶道部によるさくら茶会が開催されます。
 
この週末には桜も見頃を迎えることとと思います。
さくらとともに穏やかな春を感じる大津島へ、是非お出かけください。
 
 <開催概要>
場所:大津島近江地区 石柱庵にて
日程:3月31日(日)
時間:午前11時〜午後3時
料金:無料(抹茶とお菓子のサービスを致します)
 
<アクセス>
徳山港より巡航船で約20分、フェリーで30分
瀬戸浜港より徒歩15分
刈尾港から徒歩35〜45分、自転車で10分程度
(船に自転車持ち込み可、片道  ¥270/台)
 
※大津島巡航の時刻表は こちら