今日はマニアックな話だ。

わかる人しかわからない。(申し訳ない・・・)

口調も違うけどお許しいただきたい。

 

昨日、川棚温泉で隈研吾設計の「川棚の杜」を見学した。

彼の講演会も聴いた。

 

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「場所の個性」、「点の個性」を大事にせよ!

それが彼の主張である。

 

この建築はその名のとおり、川棚の地にある。

その場の個性とは

周囲の山並みに従った外観であり、

この地にゆかりのコルトーにちなんだ島の形をイメージした平面形だという。

 

導き出された建築は

三角形を組み合わせた多面体による洞窟的な雰囲気で

有機的で人間を束縛しない柔らかい空間だった。

ディテールも繊細でキレイだ。

 

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それでも、

この空間に川棚の臭いはない。

少なくとも自分は感じない。

鈍感なのかもしれない・・・。

 

ただ、鉄骨と木毛セメント板と空調ダクトに囲われた空間に

川棚らしさが宿っていないことは否めない。

 

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講演会のあとで話した窪田勝文さんは

三角形の角がそろっていないことをとても気にしていた。

小品に労力を注ぎ込む建築家らしい感想だった。

 

隈研吾は「言葉」で建築が創れる人だ。

知的で、かつ実現力を持った力のある建築家だ。

 

ある意味、コルビュジエ的とも言える。

しかし、軽々しいまでに身軽なため

みっともないほどの体臭がないところがどこか違う。

 

この建築には臭いがしない。

そこがこの建築の特徴なのかもしれない。

 

2010.1.18 設計事務所 TIME

 

 

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このページは、Time Architects Officeが2010年1月18日 23:02に書いたブログ記事です。

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