建築コンクール授賞
やまぐち建築コンクールの授賞式
昨年、基本設計にかかわった大津島の馬島待合所のリニューアルが
リフォーム部門の佳作に選ばれました!
風情ある民家の丹念な再生事例がありました。
何の変哲もない鉄骨造のハコ、とにかく地味です。
リフォームと言っても、
どこをどう直したのかわからないくらい見栄えがしません。
カッコイイーとかオッシャレ~とかとは、まったく無縁の建物です。
でもそれはあんまり重要ではないんです。
かのルイス・カーンだってそれらを「虚飾」と一刀両断しています。
ここで大切なのは、建築の持っている精神性のようなものです。
人間でもそうですよね。
見た目より心の美しさが大事なこともある。
大津島という素朴な島に求められるのは、精神性だと思ったのです。
なかなか一般の人にはわかりにくいかもしれませんが
でも、審査員にそれがわかる人がいた!
有難いことです。
大事なことは、
リフォームが本来「変えること」を前提にしているのに対して
「変えない」ことで評価されたということ。
建築は目立つことが目的ではなくて
あくまで人のくらしや人の心の支えになること。
変わるべきものと、変わるべきでないもの、
それをきちんと吟味して社会に提示してあげるのが
我々建築家の役目でもあると考えます。
2009.2.16 設計事務所 TIME
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