ツナガル社会へ

今年も明日と明後日のあと2日になりました。

いろんな所でいろんな人が、この1年を振り返っています。

で、私はと言えば、

今年印象に残ったのは、やはり世界的な経済危機でしょうか。

そして、6月に起こった秋葉原の通り魔事件も、記憶に新しい事件です。

よく聞こえてきた曲は、青山テルマの「そばにいるね」。

 

これらは、一見、何の関係もなさそうにみえますが、

どこかでつながっているように私には思えるんです。

 

急激な資源高騰と、その後の世界的な景気後退。

金儲けに熱狂した世界中の人たちが冷静になって

家族の絆を実感するのに打ってつけの年末がやってきました。

秋葉原の犯人は、社会から完全に阻害されて自己崩壊。

家族からも会社からも理解されず、つながりの喪失が心の暴発を起こしました。

「そばにいるね」は、男と女のつながりたいけどつながれないもどかしさを歌っています。

 

現代社会のグローバルで変化の激しい流れの中で

人間社会に本来あるはずの「ツナガリ」の糸がどんどん擦り切れていったところに

このような世相が現れたような気がします。

 

先日触れた加藤周一氏がラストメッセージとして次のように語っています。

 

現代社会になんともいえない閉塞感が漂っている。

解決策があるとすれば、人間性を再生することだ、と。

 

人と人が互いに相手を受け入れてつながっていける社会の再構築。

人と人がいろんな違いを乗り越えてもっとリラックスした関係になること。

建築でも、そのことを大事にしていきたい!とアツく思う年の瀬です。

 

ということで、ブログをはじめてはや一年、

年々、月日の流れが加速度的に速くなっているような気がしてなりませんが

自身の心だけはしっかり落ち着けて、時代と付き合って行きたいですね。

 

皆様には今年一年、お付き合いいただき誠にありがとうございました。

来年も、いろんなところに出しゃばって、いろんなことにチャレンジしようと思います。

乞うご期待ください。

 

それでは皆様、よいお年を。

 

2008.12.29  設計事務所 TIME

 

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このページは、Time Architects Officeが2008年12月29日 21:15に書いたブログ記事です。

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