救世主、現る。
不定期で行われているB級グルメの会。
規約も会則もない怪しげなこの会は、早稲田大学OBの集まるアングラで、かつザックバランな飲み会です。
昨日の召集場所は、衰退する徳山商店街のど真ん中にある「まつき食堂」。
この「まつき食堂」、以前に一度だけラーメンを食べに来たことはありますが
実は、焼肉、なかでもホルモンが抜群にうまい!
店を開いて50年、今の代になって40年になるそうで、シャッター通りのなかで
奮然とたくましく暖簾を受け継いでいます。
昭和の、というより終戦後の雰囲気そのままに
(といってもまだ私が生まれる前ですが)
アジア的な路地の雰囲気がムンムンしています。
店の中は、たたみの長手程度の幅しかないけど、
4人が片寄せあって鉄板をつつけるだけの余裕はあります。
脇の通路は狭いけど、いざとなれば引き戸を開けて店の外の路地が
サービス動線に、客席に、タバコを一服するのにフル稼働できる
抜群の機動体制をとっています。
この、お店と路地の主従を超えた蜜月関係があるからこそ
こんなに豊かで活き活きとした空気が生まれるのでしょう。
おのずと、ほうばる肉もおいしくなり、酒もすすむわけです。
この路地的空間の活き活きとした力こそ
いまの日本のまちの救世主といえるでしょう。
迷える商店街の人たちは、目の前に転がっているこの活力にぜんぜん気付いてないようですが
そんなことはお構いなしとばかりに、この店は生き続けている、といった感じです。
2008.10.9
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