何気ない風景 建仁寺両足院

京都は建仁寺の塔頭、両足院
日曜日に内田鋼一たちの展覧会、「形の素」を拝見してきました。
 
そこで発見した風景から一つ。
 
写真は両足院の回廊部分、
高欄の影が床に薄く映し出されています。
 
明確なラインを持たず、淡く滲んだような姿には
虚と実の曖昧がつくる美しさが現れていて、
思わず心が揺さぶられてしまいました。