安モノから一生モノへ

建具に使うラワンベニヤの選定のため、
山口のオバラボードさんの資材倉庫にやってきました。
 
いつものごとく、一枚一枚を立てかけては、木目や節、キズなどをチェック。
2時間かけて500枚以上の中からなんとか30枚分を選び出しました。
 
ベニヤは本来下地や押入れなどに使われる裏方のもの。
いわゆる安モノですが、木目を吟味して選べば、それが一生モノに変身します。
 
 
 

仕上げの表情

室積の家、
外壁のモルタルに少しずつ表情の変化が現れています。
 
 
 
 
 
雨や紫外線に晒されることで現れる微妙な「にじみ」。
人間の意志だけではつくり出せない表情が時間とともに生まれはじめています。
 
 
 
 
 
こちらはスタジオ部分の天井。
建主のリクエストによる木毛セメント板です。
 
吸音性を考慮して採用した素材ですが
その無機質さとは対照的に、木の梁との相性が抜群です。
 
 

モルタル壁、仕上塗り

室積の家、モルタル壁の仕上げ塗りが始まりました。
 
 
 
 
 
外壁の面積がかなり大きいため、3人の職人が手分けして仕上げていきます。
黙々と仕上げていく仕事ぶりに確かな技術を感じます。
 
 
 
 
 
リーダーの福田さん
 
TBSテレビのメイドインジャパンにも登場、
スペインに日本庭園をつくった職人のひとりでもあるんです。
 
 
 
 
 
丁寧に平滑に仕上げられていく外壁
 
モルタル塗りというと、一見ドライな感じがするかもしれませんが
実は、職人の繊細な手仕事の技に支えられているのです。
 
 

モルタル壁、下塗り

室積の家、道路側外壁のモルタル壁の施工が始まりました。
現在、下塗りまで行ったところですが
モノトーンのボリュームは、ほぼ狙い通りのミニマルな表情です。
 
 
 
 
側面から見たところ。
モルタルのボリューム感のみが際立つ、静かな外観です。
 
 
 
 
 
外壁見上げ。
下塗りのざらっとした表情がサッシュとコントラストをなしています。
 
この表情も捨てがたいところですが、
今回は仕上げを施し、抑制を効かせてプレーンに仕上げていく予定です。
 
 

棟上げ、西豊井の家

 

西豊井の家にて棟上げが行われました。
先週に引き続き、晴天の中、木を叩く乾いた音が住宅地に響き渡ります。
 
 
 
 
 
1階リビング
袋小路の突き当たりにある敷地のさらに奥に建物を配置して
隣家との間合いを取り、見返しの風景に奥行きを与えています。
 
 
 
 
2階寝室となる部分
 
傾きかけた夕空を臨む風景をバックに
大工の棟梁による祝詞奏上が行われました。
 
 

筋交い金物検査@室積

室積の住宅にて筋交い金物の検査を行いました。
 
一通り、金物などの種類と取り付け状況をチェックし、
写真として記録、その1枚がこれ。
 
建物の外周は雨よけのシートで覆われていますが
このシート、ブルーではなく、白いものが使われていました。
 
白いシートによって建物全体が障子にように発光し
木のフレームと美しいコントラストを生み出しています。
 
 

棟上げ 室積にて

五月晴れの好天の中、
室積のフォトスタジオの棟上げが行われました。
 
 
 
 
 
1階のスタジオ部分、
ご予算と相談しながら、幅4m、奥行き10mのスペースを確保。
 
 
 
 
 
棟上げ後には餅まきが行われました。
 
小学校の通学路に面する場所ということもあり
多くの子供達が参加し、みんなで「福」を分かち合いました。
 
 

庇のモックアップ

室積のフォトスタジオにつける金属の庇、
その形状をチェックするため、モックアップを作ってもらいました。
 
コストを節約しつつ、デザインの質にもこだわった結果、
アルミプレートを曲げたものを丸鋼で吊るだけのシンプルな構造になりました。
 
それでも余計なものがそぎ落とされ、プロポーションもまずまずです。
 
 
 
 
斜めから見たところ。
 
先端の折り曲げは水切りの役目をもつとともに、
薄いプレートがたわまないように強度も確保しています。
 
 
 
 
 
 
吊り材の根元部分のディテール
 
がセットプレートの形状がいまひとつなので
よりすっきり見えるように形状の修正をお願いしました。
 
建物側のベースプレートは外壁下地の中に隠れますが
外壁の防水シートとの納まりがやや不安なため、
プレートサイズをひと回り大きくしてもらうよう指示。
 
シンプルでさりげなく、かつ基本的な強度や防水性能なども満たすため
最終のデザインに向けてさらに調整を行なっていきます。
 
 

配筋検査@室積

室積のフォトスタジオで基礎工事が始まりました。
鉄筋が組み上がったところで配筋検査を行いました。
 
 
 
 
 
海に近いロケーションのため
高潮対策として、通常より基礎を高く持ち上げ
地面から60センチの高さに設定しています。
 
 
 
 
1階スタジオ部分は土間仕上げで、
このレベルがほぼ床仕上がりレベルになります。