週末連載~南フランスvol.217

  地中海を見渡す絶景。                           & … “週末連載~南フランスvol.217” の続きを読む

 

地中海を見渡す絶景。

 

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急斜面の丘にあるカップマルタンの集落、

その一番上にこのまちの墓地があります。

 

墓地から見える地中海のパノラマ。

こんな絶景の墓地はそうはないかもしれません。

 

その絶景を見渡せる場所に、

コルビュジエとその妻、イヴォンヌが眠っています。

 

シンプルにコンクリートでデザインした墓、

それは、まさにコルビュジエそのもの。

墓を前に、建築と真摯に向き合い続けることを誓いました。

 

2011.4.23 設計事務所 TIME

 

駅の使い方

  カフェをイメージした待ち合いスペース。                         … “駅の使い方” の続きを読む

 

カフェをイメージした待ち合いスペース。

 

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徳山駅新幹線口のエスカレーターホールにあるこの場所、

現在、情報スペースなどとしてなんとなく使われています。

 

この場所を、周南市のインフォーメーションとして活用、

それにあわせて、待ち合いスペースを整備します。

 

内装は触れないのですが

少しでも、くつろげる場所になればと、検討を重ねています。

 

2011.4.22 設計事務所 TIME

 

チャリティーチャペルコンサート

  サンルート徳山からコンサートのお知らせです。                       &nb … “チャリティーチャペルコンサート” の続きを読む

 

サンルート徳山からコンサートのお知らせです。

 

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今年も御木マドカさんのチャペルコンサートが開催されます。

昨年同様、田中雅弘さんのチェロとの競演です。

このコンサートでは、売上の一部が

東日本大震災で被災された方々への義援金となります。

 

瀬戸内の海と夕日、楽しいカフェタイム、

そして弦楽器の美しい音色をぜひご堪能ください。

 

お問い合わせは、

ホテルサンルート徳山(TEL. 0834-32-2611)まで。

 

2011.4.20 設計事務所 TIME

伝統とモダン

  京都御所脇にあるとらや。                           … “伝統とモダン” の続きを読む

 

京都御所脇にあるとらや。

 

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設計は、内藤廣さん。

新しい徳山駅の設計を担っている人です。

 

新しいものに簡単には飛びつかず、

しかし、しっかりとモダンな感性を持って

伝統というものとの調和を目指す設計姿勢は

ここにもしっかりと息づいています。

 

2011.4.19 設計事務所 TIME

 

週末連載~南フランスvol.216

  穏やかに広がる地中海。                           … “週末連載~南フランスvol.216” の続きを読む

 

穏やかに広がる地中海。

 

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世界の建築を変えた革命児、ル・コルビュジエ。

1965年、この海で海水浴中に心臓発作で帰らぬ人となりました。

 

あくなき探求の源となった地中海。

彼にとって、まさに、母なる海へと永遠の旅立ちをとげたのです。

 

2011.4.17 設計事務所 TIME

週末連載~南フランスvol.215

  手すりの上に置かれた鉢植え。                         &nbs … “週末連載~南フランスvol.215” の続きを読む

 

手すりの上に置かれた鉢植え。

 

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コルビュジエ設計のゲストハウス、

脇にある階段の上り口にあるディテールです。

 

そっけない木のかたまりに突き刺さる太い鉄棒、

その無骨なデザインを解きほぐすように置かれた鉢植え。

巨匠のアイディアかどうかはわかりませんが

思わず顔がほころびそうな風景です。

 

2011.4.16 設計事務所 TIME

 

 

まちの使い方をかえる(3)

  新周南の連載「まちの使い方をかえる」、 第3回目の原稿が載りました。 (クリックすると大きくなります)               &n … “まちの使い方をかえる(3)” の続きを読む

 

新周南の連載「まちの使い方をかえる」、

第3回目の原稿が載りました。

(クリックすると大きくなります)

 

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東日本大震災から1ヶ月あまり、

被災地の復旧は始まったばかりです。

 

この震災から浮き彫りになったのは何か?

まちの復興には何が大事か?

あくまで私見ですが、ご興味があればご一読ください。

 

2011.4.15 設計事務所 TIME

 

 

 

覚悟を示す建築

  瓦屋根に鎧戸、そしてバルコニー。                         &n … “覚悟を示す建築” の続きを読む

 

瓦屋根に鎧戸、そしてバルコニー。

 

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同志社大学構内に残る新島譲旧邸。

木造のコロニアル様式に、セントラルヒーティング。

明治初期を代表するような和洋折衷の住宅です。

 

その姿には、

黒船来航のインパクトとその後の日本人の覚悟を見るようです。

 

2011.4.14 設計事務所 TIME

 

 

掛け算された日本

  教会に障子の明かり窓。                           … “掛け算された日本” の続きを読む

 

教会に障子の明かり窓。

 

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京都南西部にあるカトリック桂教会

日系のアメリカ人、ジョージ・ナカヤマのデザインです。

 

アメリカで育ち、太平洋戦争を経験した生い立ちは

イサム・ノグチにも通ずるところがあります。

 

日本人以上に日本に対する強い意識は、

ステンドグラスが明かり障子に翻訳されるという

摩訶不思議な空間を生み出しました。

 

2011.4.13 設計事務所 TIME

 

 

調和する家 聴竹居

  ガラス張りのサンルーム。                           … “調和する家 聴竹居” の続きを読む

 

ガラス張りのサンルーム。

 

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京都の大山崎に丘の上に建つ聴竹居

昭和3年に建てられた藤井厚二による実験住宅です。

 

国内ではまだ珍しかった電気冷蔵庫がある一方で

快適で環境をいかにつくるか、模索が行なわれました。

 

そこにあったのは、

太陽の光と熱、自然の風、そして木陰。

自然を有効(友好)に使い、快適な住まいをつくるという発想でした。

 

それは、

高気密高断熱の人工環境とはめざすところが違います。

技術という重たい鎧をまとい、自然と敵対するのではなく、

自然の利点を最大限に活かした、自然と調和する家のつくり方です。

 

2011.4.12 設計事務所 TIME