週末連載 台湾9





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壁面緑化のような・・・?


緑の部分はよく見ると人工芝のような素材でできています。
本物の緑化じゃないのは残念ですが、そこは商業建築の苦しいところ、
考えようによっては、メインテナンスフリーでなるほどと思えなくもない。

ホテルのファサード改修で出てきたアイディアだと思いますが
コストの壁を「人工芝の壁」で切り返すあたり、頭が柔らかい。

週末連載 台湾8




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台北のいたるところに見られる軒下の歩道

これは南ヨーロッパに存在するポルティコと同じ構造です。
歩道はビルの1階部分をセットバックしてつくられたもので
車道から隔てられた歩行者のための空間です。

亜熱帯で日差しが強く、一方で雨も多い台湾では
とても理にかなったまちの構造といえます。

それにしても、
なんでアジアの台湾にヨーロッパのポルティコが・・・?



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道路側から見るとこんな感じ
ビルの1階部分がまるまる吹きさらしになっています。
このポルティコが町中に連続的につくられています。




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ファミリーマートの前は大理石で店のデザインと調和を図っていたり。




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建設中の新しいビルでは吹抜けのポルティコにしたり。



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こちらは日本が統治した時代に建てたと思われるビル
そこにもちゃんとポルティコが設けてあります。

この空間は計画的な都市づくりでなければできないものですが
清の時代にそのような発想があったとは思われません。
とすると、
日本の統治時代に西洋から学んだ文化としてポルティコを持ち込み
台湾に移植したものが、今に根付いたとも考えられます。




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ポルティコは奥の店の前庭のような空間でもあり
まちと店をつなぐ重要なインターフェースになっています。





虹ケ浜の家、かさ上げ工事打合せ





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虹ケ浜の家で土地のかさ上げ工事が始まります。
昨日は擁壁の位置確認や給排水工事との取り合いを打合せ。




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乗り入れたトラックがさっそくスタック!
まるで砂漠ですが、地盤調査によると地下15m以上も砂が堆積しています。
この砂地の土地をこれからしっかり締め固めていきます。


虹ケ浜の家、スタディ中




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虹ケ浜の家、内部空間のスタディに進んでいます。

床は杉の無垢板を検討していますが
壁天井は写真のような白い色合いになる予定です。

南側(写真左)の深い軒をくぐった光が柔らかく室内に広がる
静かで落ち着いた空間を狙ってスタディを続けます。

週末連載 台湾7





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西門地区の商業ビル

交差点の角に建つこのビル、
シンボリックな形態にこれまたインパクトのあるに情報が満載です。
建築的にはかなりの混乱ぶりですが、
それは大陸側に比べ、民の自由度が高いことの現れでもあります。

ヴェンチューリ言うところの「多様性」と「対立性」に満ち溢れ
十二分にリアルで自由な台湾の今を感じることができます。