誰かのために

 
 
 
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かさ上げ工事が始まった頃の陸前高田市、3年前の光景です。
 
 
震災から5年、この時間に我々は何を学んだでしょうか?
 
あのとき、人と人のつながりを強く意識しました。
しかし、5年経った今、「公」や「共」の力は薄まり、個の拡散が止まりません。
新たなつながりが生まれる一方で、世の中の寛容さが弱っています。
 
誰かのせいにして生きるより、誰かのためになることを目指す。
そのことを意識して前へ進みます。
 

1階造作工事




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1階スペースの事務+カフェスペース

この1ヶ月で造作工事がかなり進んできました。
手前がサンルームのようなカフェスペース、
カウンター越しに事務スペースとスタッフのワークスペースの3層構造。




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カウンターに組み込まれた菓子用のケース

昔、駄菓子屋にあったケースのようなイメージのものをアレンジ。
塾は勉強が一義ながら、会話のはずむ楽しい時間を演出してくれそうです。




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キッチンも造付
シンプルな機能ながら、木製の土台に一枚板のステンレストップで構成




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こちらはカフェの手洗いカウンター

学生が夜食を食べることがあるため、
手洗いと分別のゴミ箱が組み込んでいます。




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手洗いカウンターから連続するカフェのカウンター

瀬戸内海と夕日を臨む贅沢なこの場のカウンターは
大工の有井さん見立ての樟の一枚板!




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カウンター下の本棚も綺麗な木目の無垢の杉板

今回室内を構成する材料はほとんどが有井さんの選んだ垢材でできています。
合理的で機能的な空間を温かく包んでくれそうです。




櫛ヶ浜の町家から

 
 
 
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2階の座敷から欄干越しに庭を望む。
 
まるで京都の町家のようですが、ここは周南市の櫛ヶ浜。
100年近くの歴史を刻む町家のリニューアル計画です。
 
太平洋戦争の空襲を免れたまちにはこのような町家がいくつか残っています。
戦後の相次ぐ建て替えで街並みもかなり様変わりしていますが
この風情を後世につなぐことができれば大きな進歩になりそうです。
 
「古い」と「新しい」を繋いで未来を拓く、大きなチャレンジです。
 

週末連載 スイス・ドイツ118




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サッシュのバックマリオン
吹抜けの大開口を支える補強材が列柱のように並んでいます。

横からの風圧を受けとめるためのフレームですが
X字のプレートでまるでレースの目のように透かし、
石張りの重厚な建物に対し、軽快なデザインでまとめています。


プレゼン終了




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新たなリノベーションの提案、
入母屋の和風の家に現代的な生活空間の融合を図ります。

限られたスペースながら、南には遮るもののない庭が広がります。
その庭に対し、ウッドデッキを回し、最大限に開口を広げて
開放的な生活空間を生み出すというプロジェクトです。