中央町の家

春のお茶会




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春を迎えた大津島、
徳山高専茶道部によるお茶会が石柱庵で行われました。




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ガマの群生地にもヤマザクラが咲き始めました。



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お茶会に合わせて、徳山ロータリークラブによる記念植樹が行われました。
マサオカ創建の正岡さんによる枝垂れ桜とお茶の木のアレンジです。




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自然の庭をバックに石の立礼卓でのお点前。
学生にとっても貴重な体験ですが、大変結構なお点前でした。




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(これはおまけ)

帰りの待合所でのワンシーン。
非日常の茶会から普段着のJKへ
このギャップがとてもリアルで興味深い(笑)


櫛ヶ浜の町家、スタディ

 

 
 
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櫛ヶ浜の町家、ボリュームスタディ
まずは既存の家を立体にして、立体構成を確認。
奥の母屋に複数の下屋が増築され、細胞分裂が繰り返されたような構成です。
 
 
 
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奥の母屋を残し、手前の下屋部分を解体し、新たなボリュームを増築
母屋に合わせた入母屋屋根のパターン。
 
このパターンだと瓦屋根と漆喰壁で母屋と統一感を持たせることもできますが
コストの検討も必要です。
 
 
 
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こちらは切妻屋根のパターン
隣地が迫る細長い敷地でのボリューム確保を模索しています。
 
こちらは母屋の形態を継承しながら、
少しシンプルなデザインにする手もありそうです。
 

中央町の家、工事終盤




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中央町の家、仕上げ工事も終盤です。
玄関回りの左官工事が進んでいます。




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リビングもクロス貼りが終わりました。
吹抜のリビングに続く和室のプロポーションがとてもよいです。




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吹抜からの見下ろし。
お施主さんに選んでいただいたクロスは淡いアイボリー、
木の色との馴染みがとてもよい感じになっています。


耐震調査




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櫛ヶ浜の町家にて耐震調査を行いました。
この装置は建物の揺れを測定するもので
これを小屋裏、2階床、1階床に置いて、それぞれの揺れを測定します。

今回は建物が古く、耐震診断の難易度も高いため、
経験豊富なグリーンデザインオフィスの岩田さんに調査を依頼。



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小屋裏に昇って、小屋組をチェック。
梁には松の丸太が使われており、時代が現れています。



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耐震性にも関わる土壁の壁厚もチェック。



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測定されたデータがパソコンに写し出されます。
このデータからおおよその耐震性をチェックすることができるそうです。



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お住いの家の中には、この町家の外観写真が額入りで飾られていました。
歴史を刻んだこの町家への思いが伝わってきます。

今回の調査結果をもとに、
未来に向けての再生プロジェクトに挑んでいきます。

ベストなかたち




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国立公園内で行われる建替えのプロジェクト

スタディ模型の数々は一見同じ形に見えますが
屋根の角度や1、2階のボリュームが微妙に違います。

元の家のイメージと周囲の穏やかな景観を壊さないこと、
そのテーマをもとにベストなかたちを探ります。

米子のまちづくりから




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日帰りで米子のまちづくり活動を視察しました。
空き店舗が目立つ駅前の商店街は人通りもまばら、
地方都市共通の週末風景です。




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その空き店舗のひとつがリニューアルされ
地域活動の拠点やゲストハウスとして生まれ変わりました。
町家な風情はそのままに、開放的な雰囲気がまちにつながっています。



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路地に面したレンタルスペースはカフェのような雰囲気
自治会やNPOによる地域に密着した活動が行われています。




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視察中に偶然やってきた関東からのバックパッカー。
中国地方を旅し、この日はこのゲストハウスに宿泊するのだと。



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今回、説明していただいた米子建築塾の活動拠点
こちらも空き店舗を活用し、ワークショップやセミナーなど
地域に開いた活動を継続的に行っています。




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古い蔵をリノベして生まれ変わった商業施設、
商都として栄えた米子の文化財を大切に生かしています。
右手階段奥にあるカフェで豆の味にこだわったドリップコーヒーを賞味。





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築90年の町家を改修した女子学生用のシェアハウス。
これらは市街地におけるとてもささやかなアクションですが
生気を失いかけていたまちに新たな息吹を吹き込んでいます。

地方都市の中心市街地はどこも瀕死の状態で
およそ、まちが復活するなどと想像するのも困難なほどです。
それは、現代生活の利便性や自由度に対応できなくなった市街地共通の課題です。

しかし、世の中の価値は必ずしも利便性や自由度だけでは完結しません。
それらがカバーできない古くて新しい価値を見出す若者たちの胎動も感じました。
そして、その活動を地道にサポートする建築士たちが存在していました。

決して他人事にせず、地域を大切に紡いでいこうとする精神、
そこには、日頃世の中では語られない多くの気づきがありました。