「プライバシー」と「開放感」

新たな住宅の仕事です。お施主さんのご要望と敷地の状況をもとに、さっそく模型のスタディ。とりあえず、4パターンほど。「プライバシー」と「開放感」相反する2つの内容をいかに成立させるか?これから検討が始まります。2015.1 … “「プライバシー」と「開放感」” の続きを読む




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新たな住宅の仕事です。
お施主さんのご要望と敷地の状況をもとに、さっそく模型のスタディ。
とりあえず、4パターンほど。

「プライバシー」と「開放感」
相反する2つの内容をいかに成立させるか?
これから検討が始まります。

大分・熊本視察5

風の丘葬祭場、収骨室。人はこの世に生を受けた以上、必ず死を迎えます。死の世界に向かうこの場所はどうあるべきか、そのひとつの解です。天井からの光は天窓と間接照明の組合せでつくられています。出隅、入隅、天井と壁の際回りや格子 … “大分・熊本視察5” の続きを読む




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風の丘葬祭場、収骨室。

人はこの世に生を受けた以上、必ず死を迎えます。
死の世界に向かうこの場所はどうあるべきか、そのひとつの解です。




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天井からの光は天窓と間接照明の組合せでつくられています。
出隅、入隅、天井と壁の際回りや格子の高い施工精度。

光は神そのもの、
その光を取り入れるための造りに細心の配慮が見られます。

光が変化する

東山の家、リビングの吹抜け空間。午後の光が部屋の奥まで届いています。写真に見える北側の窓、東側の窓、そして南の窓によって1日を通して光が変化する場所になります。2015.1.13 設計事務所 TIME




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東山の家、リビングの吹抜け空間。

午後の光が部屋の奥まで届いています。
写真に見える北側の窓、東側の窓、そして南の窓によって
1日を通して光が変化する場所になります。

週末連載 スイス・ドイツ84

チューリッヒ湖の畔にある公園、一面に広がる芝生がなんとも気持ちのいい場所なんですがこんな場所を公共財産としてもっているまちは本当に豊かだなと思います。この豊かな公園の一角に近代建築の巨匠の手による革命的な建築が建っていま … “週末連載 スイス・ドイツ84” の続きを読む




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チューリッヒ湖の畔にある公園、
一面に広がる芝生がなんとも気持ちのいい場所なんですが
こんな場所を公共財産としてもっているまちは本当に豊かだなと思います。

この豊かな公園の一角に
近代建築の巨匠の手による革命的な建築が建っています。

大分・熊本視察4

床の目地。葬祭場、エントランス回りの床はコンクリート仕上げ。コンクリートは寒暖の差などによって収縮するので広い面では目地で切ってクラックが入りにくくします。ここでは目地の際を御影石で回していました。さりげないけれど洗練さ … “大分・熊本視察4” の続きを読む




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床の目地。
葬祭場、エントランス回りの床はコンクリート仕上げ。

コンクリートは寒暖の差などによって収縮するので
広い面では目地で切ってクラックが入りにくくします。

ここでは目地の際を御影石で回していました。
さりげないけれど洗練されたディテールです。






何気ない風景@京都三条地下

カウンターの中は濃密な宇宙のよう。通路幅40センチほど、横にスライドしながらの仕事ぶりです。京都三条にある六曜社珈琲店。地下のお店は自家焙煎のコーヒーが評判だそうですがイノダコーヒでたっぷり頂いたあとなのでエスプレッソを … “何気ない風景@京都三条地下” の続きを読む




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カウンターの中は濃密な宇宙のよう。
通路幅40センチほど、横にスライドしながらの仕事ぶりです。

京都三条にある六曜社珈琲店。
地下のお店は自家焙煎のコーヒーが評判だそうですが
イノダコーヒでたっぷり頂いたあとなのでエスプレッソを注文。
これもなかなかおいしかったです。

それはともかく、
このお店には人が使う寸法の究極がいっぱい詰まってました。
京都人なら「それくらい当たり前」なのかも
でも、瀬戸内のゆるやかなスケール感の人間には「!」がいっぱいです。

掛け算

東山の家では吹抜けの天井仕上工事が行われています。(下地材ですがあくまで仕上げなんです)荒々しい合板もひとつひとつ木目が違うので大工の田畑さんがその木目を見ながら貼る位置をアレンジ。ラフな材料と丁寧な仕事の掛け算による化 … “掛け算” の続きを読む




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東山の家では吹抜けの天井仕上工事が行われています。
(下地材ですがあくまで仕上げなんです)

荒々しい合板もひとつひとつ木目が違うので
大工の田畑さんがその木目を見ながら貼る位置をアレンジ。

ラフな材料と丁寧な仕事の掛け算による化学反応に期待です。

島のリズムと共に

ガマの群生地、右奥に見えるのが改修中の茶室。島のリズムに合わせるようにゆるやかに工事が進んでいます。2015.1.6 設計事務所 TIME




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ガマの群生地、
右奥に見えるのが改修中の茶室。

島のリズムに合わせるようにゆるやかに工事が進んでいます。

普通であること

あけましておめでとうございます。昨年はアベノミクスや消費税増税など経済の話題が多い年でした。世の中は非日常が日常化して興奮状態が増しているような気がします。TIMEでは、そんな気分を少しクールダウンしてあくまで「豊かな日 … “普通であること” の続きを読む


あけましておめでとうございます。

昨年はアベノミクスや消費税増税など経済の話題が多い年でした。
世の中は非日常が日常化して興奮状態が増しているような気がします。

TIMEでは、そんな気分を少しクールダウンして
あくまで「豊かな日常」の追求を目指してまいります。

派手なものより穏やかであること、
豪華なものより普通であること。
普通であることの中に潜む有難さや美しさを見出し、
「豊かな日常」を生み出していきたいと考えています。

今年もどうぞよろしくお願いします。