20年後の風景へ向けて




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下松末武下の敷地では、土地の造成が完了しました。

区画整理によってこの場所の風景はリセットされ
きれいになった分、一旦「味」も失われました。

再び生まれる風景が人の心に根付くには20年くらいはかかるでしょうか?
少なくとも、そのくらいのスパンを見据えたデザインの強度が求められます。

何気ない風景@長府




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長府の蛍遊苑、道沿いの土塀です。
足元の植栽が風景に潤いをつくり、道行く人の目を和ませてくれます。

最近は、人も建物も自己を主張することのほうが目立ちますが、
まわりに協調しようとするこの姿勢は、なかなか清々しい。

山口建築セミナー@下関




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泉幸甫設計の蛍遊苑
長府のまちになじむ高さを抑えた落ち着いた佇まいです。

山口建築セミナーで泉氏の講演会があり
それに先立って見学会がありました。



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木と素材の質感にこだわって設計を続けてきたその思いが
この建物にもしっかりと息づいています。


夏の沖縄34




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アシャギと呼ばれる二間続きの離れ。

南庭から写真奥の北庭まで空間がトンネル状につづき
涼しい風が吹抜けていきます。

風の動きが感じられる家がとても好きなんですが
ここは数ある家の中でも最高ランクといえそうです。

生地の炉縁




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大津島の茶室につかう炉縁が入荷しました。
手前から神代杉、沢栗、そして桧の耳付きです。
小間に使うので生地のままですが、どれも上等です。

現場は外装が終わり、内装デザインを決める段階へ。
プロデューサーに選んでもらう部材を収集中です。

ユーモアに未来あり




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かなりふざけた間取りです(笑)
ですが、ここに人生を楽しくするヒントがあります。


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暮しの手帖ならぬ、間取りの手帖というこの本、
まじめにふざけてる感じがなかなかよいです。
しかも、
単なるおふざけをユーモアにまで引き上げたところに未来を感じます。

夏の沖縄33




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中村家住宅の主座敷、奥に離れが見えます。
座敷の南と東は庭に開放され、風はよどみなく抜けていきます。

訪ねたこの日も外は猛暑、
でも、ほの暗い座敷には涼しい風が吹き渡り
おだやかで、なんとも気持ちのいい時間です。

鎮物




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東山の家の工事契約が交わされました。
契約の際、お施主さんが地鎮祭用の鎮物というものをご持参。

木箱のふたを開けてみると、日ごろ見慣れないものたちが!
(思わず、オーッと声が出る)

調べてみると
上段左から、楯、人形、鉾
下段の丸いのが鏡と水玉、そして刀と長刀なんだそうです。
土地の神を鎮めるため、この箱を土地に埋納されるのです。

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21世紀の今と古(いにしえ)がつながる瞬間のような不思議な気分です。