本部の海。
エメラルドグリーンの海と青い空。
聞こえるのは波と風の音のみ。
自然のつくり出す美しさを前に、しばし沈黙。
東華菜館の正面壁面、
入口の上にはバロックスタイルで過剰なほどの装飾。
そこには魚や貝、野菜など海や山の幸があふれています。
昭和のはじめ、レストランは京都では特異な存在だったことでしょう。
その建物を京都繁華街の一等地に渾身のデザインで表現しています。
東山の家の模型、スタディ中です。
敷地が変わったので、環境に合わせて家の形も変わっています。
リビングの吹抜けが家族をつなぐ構成はそのままに
いろいろな予条件をアレンジした結果、生まれたのがこの階段。
吹抜けをめぐりながら上がるギャラリーのような楽しい場所になりそうです。
アサギテラスが市庁舎全体に連なっています。
このテラスは市民の拠りどころを生み出し、
沖縄の風土や文化と融合した機能と形であり
そのデザインはこの場に決定的な印象を創り出しています。
生命感あふれる感性と状況を見極める知性がしっかりかみ合って
生み出されたこの建築は、うわべだけのデザインとは一線を画し
この地にその精神と共に宿り続けるだろうと深く思うのでした。
東華菜館、レストランに隣接する待合室。
これから行われる食事への期待が高まるこの場所にも
隅々までデザインの心配りが施されています。
星型をモチーフにしたデザインの焦点は正面の飾り棚、
レース模様のような縁取りはデザインとともに京都の職人技が光ります。
空が広い!
東山の敷地の一段上にある駐車場から。
このあたりは丘の中腹で、まちやその向こうの海も見渡せます。
駐車場にしておくにはもったいないほどのおおらかな場所です。
東山では敷地の造成が終わりました。
きれいに整えられた土地が雑多な街並みとコントラストをなしています。
この独特な場所から新しい暮らしをイメージしていきます。