構造用合板のパッチワーク。
普通は下地に使う材料をそのまま仕上げに使っています。
自然の木目と工業規格品としてのクールな感じがつくる
何の衒いもない表情が気に入っていてます。
それでも、
ジョイントは突き付け、出隅は枠なしで意外と手間を要します。
構造用合板のパッチワーク。
普通は下地に使う材料をそのまま仕上げに使っています。
自然の木目と工業規格品としてのクールな感じがつくる
何の衒いもない表情が気に入っていてます。
それでも、
ジョイントは突き付け、出隅は枠なしで意外と手間を要します。
積み木のピースのようですが、これは木枠の断面。
建具の枠は毎回オーダーで作ります。
風景の邪魔にならないように、
その場所に合わせて見せ方(隠し方)を工夫していきます。
山口の木材倉庫で合板を選んできました。
城ヶ丘の家で建具や家具に使うラワン合板、
自然のものなので一枚一枚木目が違うため
100枚以上のなかから気に入ったものをピックアップ。
主張が少なくて、自然な風合いを空間に生かしていきます。
入口取っ手のディテール。
ズントーの建築には彼の精神が細部にまで現れています。
幅の細いリブの中にはめ込まれたこのドアハンドル、
ストイックな中にわずかにつけられた優美な曲線が効いています。
大工さんが手に持っているのは通称ビスケット。
といってもお菓子ではありません。
工務店の持っている杉の乾燥材を加工して床に使うのですが
その板と板の継ぎ目に差し込んでレベルをそろえるための部材です。
デザインがカワイイので、ちょっと食べてみたいような・・・
独特の木目がめずらしいこの木はラオスヒノキです。
金剛山の家のリビングに出てくる独立柱のために選ばれました。
材木屋で30年寝かしておいたものだそうで
現在では入手するのも難しい珍しい木だそうです。
木目がよく詰まって密度も高く、なにより木目が美しい。
お施主さんにも納得いただき、部屋の顔として日の目を見ます。
LDKに床暖房パネルを敷きこんだところ。
床暖房もいろんな方式が出てきていますが
今回はヒートポンプ式温水暖房を採用。
エアコンと同じように空気中の熱を利用した省エネタイプです。
自分が設計した家ではほとんどに床暖房を入れていますが
冬場の温かさは一度体験すると、変えがたい心地よさがあります。