聖ベネディクト教会の正面風景。
木の葉型の平面形の右脇に入口が突き出しています。
小さな入口ですが、ズントーの特徴がよく見て取れます。
フレームの厚みや竪格子の扉や取っ手、
シンプルな手すりや階段など、デザイン密度が凝縮しています。
聖ベネディクト教会の正面風景。
木の葉型の平面形の右脇に入口が突き出しています。
小さな入口ですが、ズントーの特徴がよく見て取れます。
フレームの厚みや竪格子の扉や取っ手、
シンプルな手すりや階段など、デザイン密度が凝縮しています。
外壁のサイディング工事。
ローコスト住宅ではいつもお世話になっているサイディングボード。
今回は内部仕上げに木質ボードを使うため
防火上、サイディングはニチハの14ミリ厚のボードを使います。
上り坂の向こうに見えるのは聖ベネディクト教会。
ピーター・ズントー46歳のときの作です。
スイスの山々に囲まれた壮大なロケーションの中にある
本当に小さな小さな教会ですが、
ここにはズントーの小宇宙が凝縮されています。
インフルエンザにやられてしばらく寝込んでおりました。
その間にも現場はどんどん進んでいます。
写真は1週間ほど前の工事の状況です。
青い板状の断熱材は3種bのポリスチレンフォーム、
厚み60ミリのものを2重に貼込む重厚な断熱ですが
これは、税制優遇のための次世代省エネ基準です。
防湿シートで包んだ母屋部分。
住み手の強い要望で、遮熱タイプのシートを使用。
左の黒いサッシュの奥は和室、右の白いサッシュの先は浴室。
中庭に抜ける風を感じながらの夕涼みが楽しみです。
白と黒のサッシュ。
普通ならそろえるサッシュの色を、敢えて変えています。
住宅もデザインするのが当たり前になりました。
でも、図面の中だけで考えていると
自己主張がすぎて、まち並みから孤立してしまいます。
雑多な日本のまち並みに合わせて
サッシュの他にも、母屋と離れで素材を変えたりしながら
強すぎるデザインを和らげていきます。
これはまさにアミューズメントパーク。
内田剛一さんが周南に来てくれました。
大津島での打合せののち、只只オーナーとともに山賊へ。
久しぶりの山賊は以前にも増してお祭り状態、
まるで千と千尋のような目くるめく世界が展開。
お客たちの顔もそのように見えてくるのが不思議です。
城ヶ丘の家の棟梁、時高さん。
花岡の家、小屋場只只、周陽の家につづいて今回もお世話になります。
こちらが求めるざっくりとした納まりと几帳面な時さんとのコラボ、
どのように仕上げていくか、試行錯誤がつづきます。
金剛山の家で地盤調査を実施。
南斜面の眺めのよい土地ですが
傾斜地は地盤のばらつきに注意が必要です。
実際、北側隣地側はほとんど岩盤のような固さ、
それに対し、南側は少し強度が下がります。
データを下にしっかりした基礎を設計していきます。