格子を通してにじむ光。
カフェの中も伝統のつくりを生かした空間作り。
ベースがしっかりしているので、大技は不要。
あとは家具とディスプレイをいかにさりげなくアレンジするか、
その塩梅を心得たデザインです。
格子を通してにじむ光。
カフェの中も伝統のつくりを生かした空間作り。
ベースがしっかりしているので、大技は不要。
あとは家具とディスプレイをいかにさりげなくアレンジするか、
その塩梅を心得たデザインです。
カフェの中庭。
門をくぐったところにまず現れる中庭。
つくりは伝統的な韓屋を生かしながらのアレンジ。
現代と古(いにしえ)の時間が溶け合って、
カフェに落ち着きを与えています。
PH通りにある西京銀行。
新古典主義風なデザインの重厚なこのビル、実は木造です。
昭和28年建築のこのビルをまちの財産として残せないか
グリーンデザインオフィスの岩田氏の協力を得て
耐震性をチェック。(建物の固有周期を計測)
まちづくりというだけじゃなく
今の社会の流れを変える可能性を秘めたこのプロジェクト、
果たして動き出せるか・・・
洗練されたインテリア。
二俣公一さん設計のオープンハウスを見学。
ショップデザインで鍛えられたディテールと寸法感覚で
住まいに価値ある余白を生み出しています。
深い質感。
濱中史朗さんとCapine coffeeのコラボレーション、
そこから生まれたコーヒー用のボウル。
メタル、ボーン(骨)、レザー(革)・・・
コーヒーの味と共にひろがるイマジネーション。
濃厚でありながら浮遊する時間が現れます。
Capine coffeeのブレンド。
福岡の望雲で行なわれた出張喫茶室へ。
黄金のコーヒー、その味を通して広がる世界、
日常の先にある至福の時空間へと導いてくれます。
入口のしつらえ。
カフェの入口をくぐると白いイームズチェアがウエルカム。
イスの上に置かれた若々しいディスプレイ。
モダンでセンスよく、でも、あくまでカジュアルなテイストに好感。
壁にはナゾのキャラクターが・・・
気になるカフェを早速リサーチ。
キャラクターの下には、室内のマップ。
しっくいの壁をキャンバスにサインをさりげなく表現。
サインを照らす笠付きの照明が全体の調和に貢献、
なかなかの出来でござる。
資料をめくる。
お施主さんがまとめている分厚いファイル、
そこには、家づくりにかける思いが詰まっています。
現場の打合せは、昼に始まって気がつくと完全に夜になっていました。
お施主さんと、解体された空間をどうアレンジしていくか
ひとつひとつ現場で確認し、議論しながら詰めていきます。
山口県は全国でも稀なハウスメーカーの家が多い県、
いつの間にか、家はつくるものから買うものになっちゃいました。
そんな中にあって、ここまで家づくりにこだわって
そして、そのプロセスを楽しんでつくるお施主さんは貴重です。
設計者も施工者も、ともにつくることを実感する現場です。
まちづくりのスペシャリスト、西郷真理子さん、
Eテレの「仕事学のすすめ」に登場です。
http://www.nhk.or.jp/program/shigotogaku/
今夜の話は「地域の強みを生かせ」。
欠点には目がいきがちながら
意外と気がつかない自分のまちの個性や強み。
まずは、それに気付くことからはじまります。